なぜ性の解放が世界平和につながるのですか?
アダム徳永は、性の解放が世界平和につながると考えています。その理由は、人間社会における対立や分裂の根底には、愛の欠如やエゴの衝突があり、その最も身近な原点の一つが「男女(陰陽)の分裂」にあると捉えているからです。男女が互いを尊重し、性を通じて深く愛し合う「陰陽和合」を取り戻すことが、家庭から社会、そして世界へと平和を広げる出発点になると考えています。
アダム徳永の思想では、長い歴史の中で、宗教や社会的な価値観によって性が罪悪視・タブー視され、人々の中に性への羞恥心や罪悪感が植えつけられてきたとされています。その結果、本来は男女が愛を深めるための神聖な営みである性が、単なる性欲処理や肉体的快楽として扱われるようになり、「ジャンクセックス」が広がったと捉えています。
アダム徳永は、こうした性に対する意識から解放され、性を「神から与えられた神聖で崇高な愛の行為」として取り戻すことを重視しています。そのために提唱しているのが、相手を慈しみながら心と身体をゆっくり通わせるスローセックスであり、さらにその先にある「MEGAMI SEX(女神セックス)」です。
アダム徳永の理論では、アダムタッチのような優しい愛撫や呼吸法を通じて、男女の「性エネルギー(気)」が深く交流し、循環・増幅していくとされています。そして、深いオーガズムや性エネルギーの高まりによって、心身に蓄積した不満やストレスなどの「邪気」や、自己中心的なエゴが浄化されていくと考えています。
女性については、真心を込めた触れ合いによって「性感脳」や「松果体」が開かれ、本来持っている愛や生命力が高まり、「女神」として覚醒していくとアダム徳永は説明しています。女神として輝く女性は、その豊かな性エネルギーや愛を男性へ還元し、男性もまた女性を尊び慈しむことで「男神」としての自信や愛の力を取り戻していくという考え方です。
この男女の関係を、アダム徳永は「陰陽和合」と呼んでいます。男性の「陽」と女性の「陰」が対立するのではなく、互いを補い合い、愛と性エネルギーを循環させることで、二人の間に深い調和が生まれると考えています。そして、男女が愛と喜びに満たされれば、疑心暗鬼や不満、攻撃性といったエゴによる対立から解放されやすくなると捉えています。
アダム徳永が語る「性の解放」は、好きなように性的欲求を満たすという意味での自由化ではありません。性を恥ずべきものとして抑圧することから解放され、相手への愛と敬意を伴った神聖な営みとして取り戻すことを意味しています。その中心にあるのは、欲望を一方的に満たすことではなく、人を慈しみ、自分自身のエゴを超えていく「愛の人格」です。
さらにアダム徳永は、男女という人間関係の最小単位に愛と調和が戻れば、その影響は二人だけにとどまらないと考えています。夫婦やパートナーが互いを尊重し、温かな家庭をつくれば、その愛は家族へ、周囲の人々へ、社会へと広がり、その積み重ねが国家や世界全体の調和につながっていくという世界観です。
近年のアダム徳永の思想では、この考え方はさらに、性エネルギーによる魂の覚醒や、宇宙・神の意識とのつながり、人類の覚醒へと広げられています。男女がMEGAMI SEXによって陰陽和合し、愛のエネルギーを広げていくことが、人類の意識を変え、争いのない「地上天国」や平和な世界を生み出していくという壮大な思想が語られています。
このようにアダム徳永は、性の解放を単なる肉体的な快楽の解放ではなく、人間がエゴを超え、愛し合い、魂を成長させていくための原点として位置づけています。男女という最も身近な関係の中に真の愛と「陰陽和合」を取り戻し、その愛が家庭、社会、世界へと広がることで、人類の平和につながっていくと考えています。なお、「性の解放や陰陽和合によって邪気やエゴが浄化され、それが社会や世界の平和、地上天国の実現へつながる」という説明は、政治学・社会学・心理学・医学などで確立された一般理論ではなく、アダム徳永独自の性愛思想とスピリチュアルな世界観に基づくものです。
参考書籍
- 『女神に覚醒するための秘法 レムリアからの教え』(2023年)
- 『アネモネ 2022年8月号』(2022年)
- 『もっと愛されるために』(2018年)
- 『スローセックス 彼をその気にさせる方法』(2018年)
- 『男は女を知らない 新・スローセックス実践入門』(2017年)