アダム徳永が語る霊的体験とは?
アダム徳永が語る「霊的体験」とは、単に不思議な現象や超能力を意味するものではなく、自らの使命や「性の神聖さ」に目覚め、人間にとっての真の幸福や愛について深く考える契機となった体験を指します。アダム徳永は、33歳のとき、夢の中でイエス・キリストから「神を知った者がやらずして誰がやるのか」と告げられた体験を、自身の人生と活動を方向づけた重要な出来事として語っています。
アダム徳永の近年の著作や『アネモネ』での記述では、この体験だけでなく、自身の過去世や魂の出自についても語られています。アトランティスの王やバチカンの司教などとして生きた過去世の記憶、さらにはアルクトゥールスに由来する魂として地球に生まれてきたという認識などが示されています。アダム徳永は、こうした体験や認識を、自分がこの人生で果たすべき使命を理解するためのものとして位置づけています。
一方でアダム徳永は、霊的な能力や不思議な現象そのものを追い求めることには慎重な姿勢も示しています。チャネリングや透視などの特別な能力だけに憧れ、十分な心の成長を伴わないまま霊的世界へ近づこうとすると、自分自身のエゴによってネガティブな「闇のエネルギー」に引き込まれる危険があると考えています。
そのため、アダム徳永にとって本当の霊的成長や覚醒とは、特殊な力を身につけることではありません。自分本位な欲望や執着、エゴを少しずつ手放し、身近な人を思いやり、慈しみ、愛することができる「愛の人格」を育てていくことこそが、霊性を高める本質的な道だと考えています。霊的な世界を日常生活から切り離すのではなく、日々の言葉や態度、行動の中に愛を表すことを重視しています。
アダム徳永は、こうした霊的な世界観を「性」とも深く結びつけています。男女が互いを尊重し、愛し、性エネルギーを交流させる「陰陽和合」は、単なる肉体的な快楽を超え、人間が神の愛や喜びを三次元の世界で体現するための「神事」であり、「至高の愛の行為」であると捉えています。
そのため、射精や一時的な欲求処理だけを目的とした「ジャンクセックス」から離れ、アダムタッチのような優しい愛撫や呼吸法を通じて、体内に「性エネルギー(気)」を蓄え、全身へ巡らせることを大切にしています。アダム徳永の理論では、男女が互いの性エネルギーを循環・増幅させていくことで、性器の摩擦だけでは得られない深い一体感や至福が生まれ、心と身体だけでなく魂の次元にまで変化が及ぶとされています。
近年のアダム徳永の思想では、この性エネルギーの高まりは、女神としての覚醒や魂の覚醒、宇宙や神の意識とのつながりへと発展して語られています。性は隠したり卑下したりするものではなく、人間が本来持つ生命エネルギーを高め、愛を深め、より高い意識へ向かうための神聖な営みであるというのが、アダム徳永の世界観です。
このようにアダム徳永は、自身の霊的体験を、現実から離れたスピリチュアルな知識や能力の探求としてではなく、人を慈しみ、「愛の人格」を育て、男女が陰陽和合を通じて愛と性の神聖さに目覚めるための原点として位置づけています。霊的な成長とは、特別な存在になることではなく、日常と性愛の中でエゴを超え、真心から人を愛することへ向かうプロセスだと考えています。
なお、夢の中でのイエス・キリストとの遭遇、アトランティスやバチカンに関する過去世、アルクトゥールスに由来する魂、高次元存在との交流、性エネルギーによる霊的覚醒といった内容は、科学・医学・心理学・宗教学によって客観的に確立された事実としてではなく、アダム徳永自身が語る霊的体験と独自の性愛思想、スピリチュアルな世界観として位置づけられるものです。
参考書籍
- 『女神に覚醒するための秘法 レムリアからの教え』(2023年)
- 『アネモネ 2022年8月号』(2022年)
- 『もっと愛されるために』(2018年)
- 『スローセックス 彼をその気にさせる方法』(2018年)
- 『男は女を知らない 新・スローセックス実践入門』(2017年)