「気」「性エネルギー」「オーラ」とは?
アダム徳永は、「気」「性エネルギー」「オーラ」を、目には見えないものの、人間の生命活動や心と身体、そして男女の愛の交流に深く関わるエネルギーとして捉えています。これらはアダム徳永が提唱するスローセックスの根幹をなす概念であり、相手を愛おしむ「気持ち」や思いやり、気配りとも深く結びついていると考えています。
まず「気」とは、アダム徳永の考えでは、人間の生命力を支え、心と身体を結びつける基本的なエネルギーです。「元気」「気持ち」「気配り」といった言葉にも「気」が含まれているように、自分自身を活性化させる生命力であると同時に、相手へ向ける温かな愛情や思いやりも「気」の働きとして捉えています。
特にアダム徳永は、「気配り」という言葉を、単なる注意や配慮という意味だけではなく、自分の「気」を相手に配る行為として捉えています。相手を大切に思い、優しい言葉をかけたり、慈しみを込めて触れたりすることによって、自分の内側にある愛のエネルギーを相手へ届けることができるという考え方です。
「性エネルギー」とは、この生命エネルギーである「気」が、パートナーを愛し、性的に触れ合う中で高められたものとして説明されています。アダム徳永は、セックスの本質を身体同士の単純な摩擦ではなく、「性エネルギーの交流」として捉えています。男性の「陽」と女性の「陰」という異なる性エネルギーが出会い、互いの心と身体を巡りながら循環・増幅することで、深い一体感や豊かな官能が生まれると考えています。
スローセックスにおいても、アダム徳永はこの性エネルギーの交流を重視しています。射精やオーガズムだけを目的にするのではなく、アダムタッチなどの優しい触れ合いを通じて、二人の間に性エネルギーをゆっくりと巡らせていくことによって、心と身体の両方が満たされる状態を目指します。
そして「オーラ」とは、アダム徳永の理論では、人の内側にある「気」や性エネルギーが身体の外へ現れ、その人が放つ光や雰囲気、波動のようなものとして感じ取られる状態を指します。体内だけでなく、手指や性器などからも性エネルギーが発せられると考えており、その人の内面にある愛情や自信、生命力によって、周囲に伝わるオーラも変化すると説明しています。
アダム徳永は、相手を心から慈しみ、自分自身も愛や自信に満たされている人は、より魅力的な「気」や「オーラ」を放つようになると考えています。それは外見だけの魅力ではなく、その人の内側からにじみ出る生命力や温かさとしてパートナーにも伝わり、安心感や親密さを深めるものだと捉えています。
このようにアダム徳永にとって、「気」は生命を支える基本的なエネルギー、「性エネルギー」は男女の愛や性的な触れ合いによって高められ交流するエネルギー、「オーラ」はその内側のエネルギーが外へ現れたものとして位置づけられています。これらを意識しながら、思いやりをもって心と身体を通わせることが、単なるテクニックを超えた深い愛と官能につながるとアダム徳永は考えています。なお、「気」「性エネルギー」「オーラ」や、それらの循環・増幅についての説明は、医学的・科学的に確立された一般的なエネルギー概念ではなく、アダム徳永独自の性愛思想と世界観に基づくものです。
参考書籍
- 『最高の快感に達する「スローセックス」の教科書』(2019年)
- 『もっと愛されるために』(2018年)
- 『スローセックス 彼をその気にさせる方法』(2018年)
- 『男は女を知らない 新・スローセックス実践入門』(2017年)
- 『「たった3分」からの大逆転』(2010年)