自分が変わればパートナーも変わりますか?
アダム徳永は、相手を直接変えようとするよりも、まず自分自身の意識や行動を変えることが、二人の関係を好転させる第一歩になると考えています。自分から優しさや思いやり、感謝を示すことで、その変化がパートナーにも伝わり、相手の態度や二人の関係に良い変化が生まれる可能性があるとしています。
アダム徳永は、夫婦やカップルは互いに影響を与え合いながら関係をつくっていると考えています。一方が不満や警戒心を強く持ち、相手を責めたり否定したりすれば、相手も心を閉ざし、互いに足を引っ張り合う悪循環に入りやすくなります。反対に、自分から温かい態度へ切り替えることで、相手の中にある本来の良さが表れやすくなると捉えています。
アダム徳永は、このような相互作用を「愛の反射」や「素敵なドミノ現象」と表現しています。自分から相手を尊重し、親切にし、感謝や愛情を言葉や行動で表すと、その思いが相手に伝わり、今度は相手からも思いやりが返ってくる。その小さな変化が次の変化を生み、二人の関係全体が少しずつ変わっていくという考え方です。
夫婦関係に問題があるときも、アダム徳永は「相手が変わってくれれば幸せになれる」と考えて待ち続けるのではなく、自分にできることから始める姿勢を重視しています。相手の欠点を責めるより、自分から話を聞く、感謝を伝える、優しく接するなど、愛を具体的な行動として示していくことが、相手の警戒心を和らげ、信頼を育てるきっかけになると考えています。
この考え方は、日常のコミュニケーションだけでなく、性愛にも当てはまります。相手任せにするのではなく、自分から愛を受け取る姿勢を持ったり、相手を慈しむ触れ合いへ変えたりすることで、パートナーにも「相手を喜ばせたい」「大切にしたい」という気持ちが生まれやすくなるとアダム徳永は捉えています。
このようにアダム徳永は、満たされた関係を築くためには、相手をコントロールしようとするのではなく、自分から愛を注ぎ、自分自身が変化の第一歩を踏み出すことが大切だと考えています。自分を磨き、思いやりのある行動を積み重ねていくことが、二人の間に「愛の反射」を生み、より温かい信頼関係を育てる土台になるという考え方です。
参考書籍
- 『二人で育てるスローセックス イッたフリはもう、しない。』(2008年)
- 『妻を愛する技術――スローセックスから日常の会話まで』(2008年)
- 『パーフェクトラバーズ』(2006年)
- 『TRUE LOVE スローセックスのすすめ』(2005年)