スローセックスは浮気防止につながりますか?
アダム徳永は、スローセックスを通じてパートナー同士が心と身体の両面で満たされ、深い信頼関係を育てることは、結果として浮気や不倫の予防につながると考えています。単に相手を束縛するのではなく、お互いを尊重し、愛情や「性エネルギー(気)」を分かち合うことで、「この人と一緒にいたい」と感じられる関係そのものを育てることを重視しています。
アダム徳永がこの考え方を大切にする背景には、パートナーとの間で「気持ちよくない性行為(ジャンクセックス)」が繰り返されたり、セックスレスや愛情コミュニケーションの不足が続いたりすると、心身に寂しさや不満が生まれやすいという問題意識があります。一方的な行為や、相手の心が置き去りにされた性生活が続けば、「愛されたい」「もっと心から満たされたい」という思いが強まり、外に癒やしや喜びを求めるきっかけになる場合があると捉えています。
これに対してスローセックスでは、射精やオーガズムという結果だけを急ぐのではなく、日常のスキンシップや優しいアダムタッチ、愛戯や会話を通じて、二人がゆっくり愛情を確かめ合うことを大切にします。アダム徳永は、こうした日々の積み重ねを「愛の積み立て貯金」のようなものとして捉え、触れ合うたびに安心感や満足感、信頼が深まっていくと考えています。
またアダム徳永の理論では、二人が互いを慈しみながら触れ合うことで、「性エネルギー(気)」が交流・循環し、単なる肉体的な関係を超えた結びつきが育つとされています。同じパートナーとの関係であっても、結果を急がず感覚や愛情を丁寧に味わうことで、体験を重ねるほど官能や安心感が深まり、他の相手に心を向ける必要性が薄れていくと説明しています。
このようにアダム徳永は、浮気防止を「浮気をしてはいけない」と道徳的に縛ることだけで考えているのではありません。二人が日常から率直に話し合い、互いの心と身体を尊重しながら愛を育てることによって、外へ逃げ道を求めなくても満たされる関係を築くことを大切にしています。スローセックスは、そのための「真心のコミュニケーション」の一つとして位置づけられています。
なお、スローセックスを実践すれば浮気や不倫を必ず防げるという意味ではありません。また、浮気や不倫の背景を性生活やコミュニケーション不足だけで説明できるわけでもありません。アダム徳永の著作には、満たされない関係から外に救いを求める心理に一定の理解を示す記述と、浮気を信頼を壊す行為として捉える記述の両方があり、ここで述べた内容は、スローセックスを通じてパートナーとの信頼と愛情を深めることを重視するアダム徳永の基本的な考え方として整理したものです。
参考書籍
- 『女神に覚醒するための秘法 レムリアからの教え』(2023年)
- 『最高の快感に達する「スローセックス」の教科書』(2019年)
- 『スローセックス 彼をその気にさせる方法』(2018年)
- 『妻を愛する技術――スローセックスから日常の会話まで』(2008年)
- 『二人で育てるスローセックス イッたフリはもう、しない。』(2008年)