股関節の柔らかさは性生活に関係しますか?
アダム徳永は、股関節の柔らかさは性生活に深く関係していると考えています。身体の柔軟性、特に股関節のしなやかさは、単に体位を取りやすくするだけではなく、女性が本来持っている感度を引き出し、パートナーとの愛や「気(性エネルギー)」の交流を心地よく保つための大切な土台になると捉えています。
アダム徳永が股関節の柔らかさを重視する理由の一つが、「感度(性的感受性)」との関係です。
アダム徳永の理論では、股関節をはじめ身体が硬く緊張している状態では、全身の血流や「気(性エネルギー)」の巡りが滞りやすくなり、繊細な愛撫に対する感受性も十分に発揮されにくくなると考えられています。
反対に、股関節を中心として身体が柔軟にほぐれ、無理な力みのない状態になることで、全身にエネルギーがスムーズに巡り、微細な刺激や心地よい感覚をより深く受け取りやすくなるとアダム徳永は説明しています。
股関節の柔らかさが重要だと考えるもう一つの理由が、「体位を滑らかに変えられること」です。
スローセックスでは、一つの体位だけを続けるのではなく、二人の感覚や身体の状態に合わせて体位を変化させながら、愛や快感を深めていくことがあります。
股関節が柔軟であれば、愛し合っている途中でも身体に無理をかけることなく、自然に次の体勢へ移行しやすくなります。
一方、身体や股関節が硬いと、体位を変える際に大きく身体を動かしたり、一度ペニスを抜いて身体を離したりしなければならない場合があります。アダム徳永は、それによって、せっかく高まっていた二人の触れ合いや「気(性エネルギー)」の交流、一体感が途切れてしまう場合があると考えています。
そのため、二人が触れ合っている感覚やムードをできるだけ中断せず、心地よい一体感を保ったまま体位を変えていくためにも、股関節のしなやかさが役立つとされています。
また、騎乗位をはじめとしたさまざまな体位でも、股関節や腰回りに十分な柔軟性があることで、身体に余計な負担をかけず、より自然でしなやかな姿勢や動きを取りやすくなるとアダム徳永は考えています。
身体が硬い状態で無理に体位を取ろうとすると、筋肉に力が入り、姿勢を維持することそのものに意識が向いてしまいます。反対に、股関節が柔らかければ、必要以上に力むことなくリラックスした状態で相手に身を委ねやすくなります。
アダム徳永は、この「リラックスした状態」を、女性が豊かな感覚を受け取るうえでも重要だと考えています。身体に無理がなく、安心して触れ合えることで、パートナーからの愛情や優しさをより素直に受け取りやすくなり、二人の安心感や幸福感も深まっていくとしています。
さらに、股関節の柔らかさは、生まれつきだけで決まるものではなく、日常のケアによって少しずつ養っていくことができるとアダム徳永は説明しています。
その方法の一つとして紹介されているのが、お風呂上がりなど身体が温まっているときに、両足の裏を合わせて座る「大仏座りストレッチ」です。
このストレッチを無理のない範囲で継続し、股関節や腰回りを少しずつほぐしていくことで、身体の柔軟性を高めていくことができるとされています。
アダム徳永が大切にしているのは、短期間で柔らかくなろうとして無理に身体を伸ばしたり、理想的な体位を取ることだけを目的にしたりすることではありません。
自分自身の身体を優しく慈しみ、その日の状態を感じながら少しずつ整えていくこと。そして、その柔らかな身体を通じて、パートナーとの触れ合いや愛の時間をより心地よいものにしていくことを重視しています。
このようにアダム徳永は、股関節の柔らかさを、単なる運動能力や体位のための柔軟性としてだけではなく、女性の感度、身体のリラックス、体位変化の滑らかさ、そして二人の「気(性エネルギー)」や愛の交流を支える要素として捉えています。
結果や完璧さを急ぐのではなく、自分の身体を慈しみながら少しずつしなやかさを育て、パートナーと温かな時間を重ねていくことが、スローセックスにおける豊かな一体感につながるとアダム徳永は考えています。
なお、股関節の柔軟性と「気(性エネルギー)」の巡りや性的感受性との関係についての説明は、医学的・科学的に確立されたメカニズムを示すものではなく、アダム徳永独自の性愛理論と実践経験に基づく考え方です。
参考書籍
- 2006年9月1日『パーフェクトラバーズ』
- 2018年7月6日『もっと愛されるために』
- 2019年1月28日『最高の快感に達する「スローセックス」の教科書』
- 2007年7月4日『実践イラスト版 スローセックス完全マニュアル』