★モニターレポート/小山絵里編その参
日付: 2021年02月04日
昨日からの続きです。
☆☆
アダム先生の事務所へ
向かっている時は
とても緊張していました。
しかし先生が
笑顔で迎えて下さり、
今までのつらい体験を
親身になって
聞いて下さいました。
私は過去に潮吹きを
要求されたことがあって、
潮吹きができない自分の身体が
ダメなのかと思っていました。
しかし「男ってばかだよね。
ごめんなさいね。
潮吹きできる子なんて
ほんの一握りで、
AV女優さんも
本当は痛いのを
我慢しているんだよ。」
と言って下さり、
涙が出そうになりました。
私の話をちゃんと受け止めて
「共感」して下さった男性は、
先生が初めてだったからです。
今までにも何度か勇気を出して
お付き合いしていた男性に
セックスの話をしたことが
有りました。
先生の書かれた本を見せて、
「こういうセックスが
してみたいの。」
とか
「イカせようと
してくれなくていいから、
もっと優しく、
ゆっくりして」などと。
しかし茶化されたり、
「お前変な話するなよ」
って軽く流されたりして、
真剣に受け止めてくれた人は
一人も居なかったのです。
「言ってもだめなら、
もう一生満足する
セックスはできないのかな」
と諦めるようになりました。
特に「イカなくてもいい」
という気持ちは男性には
なかなか理解できないようです。
私はいままで一度もセックスで
イッたことはありません。
「俺がイカせてやる」と
意気込まれたりすると
プレッシャーで、
余計緊張してしまいます。
「頑張ってくれているのに、
イケない自分」
が嫌で自己嫌悪に陥ります。
そしてセックスが
楽しくなくなり、
身体的にも、
精神的にも
苦痛の時間と
なっていました。
しかし先生は
今までの男性とは違いました。
女性の気持ちを本当に
理解してくれる人だと
思いました。
話を聞いてくださってから、
ホテルへと向かいました。
「ここからは恋人気分でね」
といって手をつないで、
アダムウォークという
歩き方で向かいました。
先生の体温が
手から伝わってきて
ドキドキしてしまいました。
ホテルに入ると、
飲み物や歯ブラシを
用意してくださり、
お湯まで溜めて下さりました。
いつもは女の私がして当然、
男の人は一人で
AVを観ていたりするのに。
テレビをつけず、
JジャズのBGMだけが
流れている空間は
とても気持ちがよかったです。
先生がテレビを
つけなかったことは
些細な事ではありますが、
私はとってもとっても
嬉しかったんです。
男性の方には
疑問かもしれませんが、
女性の方ならわかって
いただけると思います。
私はセックスの前に
テレビを見るのがあまり
好きではありません。
ラブホテルという
せっかく非日常的な
2人きりの空間に
来ているのに、
わざわざテレビを見る
必要が有るのと思います。
テレビに夢中で、
私はほったらかしに
されることもしばしば。
パチンコ攻略や競馬、
スポーツ番組など
彼だけが興味あるものを
見られると
正直しらけてしまいます。
あとAVを見せて
「ほら、興奮するだろ」
っていう男性、
非常に多いですが、
女性を代表して言わせてもらうと
「ありえない」「論外」です。
おそらく興奮しているのは
あなただけでしょう。
AV女優さんに
目がいっているから、
隣で嫌そうにしている私の表情、
態度になんて
気づきもしません。
だから毎回懲りずに
見せてくるんですよね。
学習能力の無さに呆れます。
あなただって私が好きな
「アイドルのかっこいい男の子」
や「俳優さん」の映像に
夢中になっていたら
おもしろくないでしょう。
「俺がいるのになんで
そっちに夢中なんだ!?」
って思うはず。
私たちもそれと
同じことを感じています。
もうすこし女心を
理解してほしいものです。
私を放っておいて
AVを観られているのが悲しくて、
寂しくて、
同じ空間に居られなくて、
トイレにこもって
一時間泣いていたことが
数回あります。
それでも彼らは
AVに夢中だから
気づいてくれたことは
ありません(苦笑)。
男性がみな先生のように
優しかったらいいのにと
思いました。
先生はお風呂に入るまでの間、
いろいろな話をしてくださり、
リラックスできました。
好きな彼と
たわいもないお喋りは、
大好きです。
テレビはやめて、
セックスの前から
コミュニケーションを
とることは素晴らしいと
思いました。
☆☆
明日に続く・・・
アダム徳永