★大切なのはイッた回数より感じる時間
日付: 2020年03月21日
「オレは5分で女をイカせられる」とか、
「昨日は一晩に4回イカせた」などと、
女性をイカせる回数や
早さを自慢する男性がいます。
実は女性がマスターベーションで
イクこと自体はそれほど
難しいことではありません。
ピンクローターを使って
クリトリスを刺激すれば、
30秒足らずでイケるという
女性もいるほどです。
男性は女性をイカせた回数が
女性の満足度なのだと勘違いします。
そして遮二無二女性をイカせようと
無理する男性が多いのが現実です。
“イク”ということと
“感じる”ということを
同一視していることに
原因があります。
では想像してみてください。
バイブやピンクローターを
使って3分でイクのと、
その気になればいつでも
イケそうな気持ちよさが
ずっと続くのとでは、
どちらがいいでしょうか。
聞くまでもありません。
女性が求めるのは後者であり、
それを実現するのが
スローセックスなのです。
セックスとは単に
性器と性器の結合ではありません。
男性と女性の陰陽の
“性エネルギー”を、
互いに循環させることで
快感を増幅させていく
愛の行為なのです。
愛し合う時間が長いほど、
性エネルギーは
大きくなります。
ちなみに私の場合、
セックスで2時間以上
挿入したままということが
珍しくありません。
そかしそれを言うと女性から
「長いー、疲れるー」
「2時間とか絶対無理―」
「アソコが痛くなっちゃう」
といった反応が返ってきます。
ジャンクセックスしか
経験のない女性には、
2時間も入れっぱなし
ということが
想像できないようです。
「アソコが痛くなっちゃう」
という女性は、
AV男優のような激しい
腰使いが2時間続くと
想像するからでしょう。
さすがの私もそれは無理です。
腰が壊れます。
動かないで互いの性器の
感触を確かめ合ったり、
たゆたうようにゆったりとした
腰使いで淡い官能を
楽しんだりするのです。
もちろん体位も女性の
反応を見ながら
様々変化させていきます。
スローセックスで
推奨している体位は、
基本的なものだけで
20種類以上ありますから、
むしろ2時間なんて
あっという間です。
いきなり2時間の交接を
想像できないとしても、
お互いが愛撫し合うことで
性エネルギーの交流が行われます。
まずは性エネルギーの存在を
意識してみてください。
きっと「長い~疲れる~」から
「もっと繋がっていたい!」
に変わっていくはずです。
アダム徳永