★気分じゃないときの断り方
日付: 2019年11月10日
私のところに以下の質問が来ました。
☆☆
最近、彼とうまくいっていません。
私が何度か彼の夜の誘いを
断ったのが原因みたいです。
仕事で疲れていたりで、
そういう気分になれなかったのです。
「ごめんね。」
「今日はそういう気分じゃないの」
と言ったのですが、
それ以降ムッとして
話すらあまりしてくれません。
私の言い方が
悪かったのでしょうか。
それともしたくない日でも
するべきだったのでしょうか?
ゆり30歳(仮名)
☆☆
セックスは究極の
「愛の行為」であるだけに、
一方が盛り上がっても
片方にその気がないと
思わぬいさかいの
元になります。
でもだからといって、
どうしてもそういう
気分になれないときに、
自分を殺してまで
セックスをしたとしても、
それは自分を相手の
性欲処理対象に
おとしめる結果と
なってしまいます。
これでは愛の行為としての
セックスにはなりません。
もちろんときには
「せっかく自分としたいと
盛り上がっているんだから、
ちょっと疲れてるけど付き合うか」
という日もあります。
相手を思いやる一環として
ちょっと重い腰を
持ち上げる程度であれば、
お付き合いすることも
否定はしません。
しかし相手が「今夜しようね」と
誘ってくれた時点で
すでにセックスは
始っているのです。
ですから仮に誘いを断る場合でも、
相手を傷つけないことが必要です。
パートナーに誘われても
どうしてもそういう
気分になれないときは
うまく断ることが大切です。
「ごめんね。」
「今日はそういう気分じゃないの」
と優しく言ったつもりでも
「そういう気分じゃないとは
どういう気分だ」
「俺とセックスをしたくないなら
そう言ったらどうだ」
「そもそも一方的に
断るなんて許せない」
というように
あらぬ怒りを
起こさせかねません。
経験のある女性であれば
わかると思いますが、
上手に断れなかったときの
男性の反応って、
「え? なんでそんなに怒るわけ!?」
というくらい
ムッとしてしまいます。
「そんな言い方
しなくたっていいでしょ!!」
とつい言いたくなります。
原因は何かというと、
男性が期待を裏切られたからです。
男性はある意味で
三歳児の子供です。
「ごめん」と言われると
ガックリきてしまうのです。
ガックリ来ている状態の相手に
「お腹いっぱいだから夕食はパス」
程度の説明では
どうしても納得できません。
あなたは男性が自分で
納得するように
誘導することが必要なのです。
☆☆
明日に続く・・・
アダム徳永