★正常位は射精位なのです
日付: 2018年12月11日
「挿入時間が短い」というのは、
女性からもっともよく聞かれる
不満のひとつです。
アメリカの性科学者の中には、
挿入時間が1分でも
女性を満足させてあげられれば
早漏ではないという説を
掲げる人もいます。
しかしこの早漏の定義は詭弁です。
そもそも女性の膣の
メカニズムから考えると
たった1分で満足させることなど
不可能です。
もし1分で満足する
という女性がいたら、
それは本当の気持ちではなく、
彼女の優しさです。
男性の皆さんは
都合のいい早漏の定義にも、
女性の優しさにも、
あぐらをかいてはいけません。
日本人男性の「7割は早漏」である
という統計がありますが、
「7割もいるんだ」と
安心してはダメです。
早漏の克服は、
セックスを楽しむための
必須課題です。
ところで私たちが正常位と呼んでいる
ポピュラーな体位に早漏化させる
原因があることをご存じですか。
何を隠そう数ある体位の中で、
正常位がもっとも
射精に突き進みやすい
体位なのです。
なぜかというと
正常位は男性の体勢が
前傾になります。
男性の射精のメカニズムには、
自律神経である交感神経と
副交感神経の働きが
密接に関わっています。
前傾姿勢は神経を過敏にする
交感神経が優位に立つのです。
おまけに腰も自由に
動かすことができるとなれば
完全なる攻撃モードの
状態に突入しやすいのです。
これだけ射精の条件が整えば、
持続力に自信がない男性なら、
アッと言う間に射精してしまうのも
無理はありません。
まさに正常位は射精位とでも呼ぶべき
危険な体位なのです。
つまり早漏気味の男性が
正常位から始めるのは
自殺行為なのです。
逆に男性が仰向けになる騎乗位の場合、
こんどは興奮を抑制する
副交感神経が優位に立つので、
男性はリラックスした状態になって、
イキにくくなります。
しかし女性を抱えて女性の動きを
止めた状態であるという
条件付きです。
女性が立位の状態で
腰を動かされてしまうと
興奮度が高まるので
これまた射精位に
シフトしてしまいます。
同じ性能のペニスでも、
体位を変えるだけで、
その持久力は驚くほど
変化するのです。
たったこれだけのことでも、
知っていると射精をコントロール
できるようになるのです。
アダム徳永