★60歳からの男女の恋は是か非か
日付: 2015年06月10日
熟年離婚が話題になった時期がありました。
しかし60歳を越えた夫婦のなかには
不仲な関係であるにも関わらず
離婚に躊躇し人生を諦めてしまっている
人が案外多いのではないでしょうか。
経済的な問題もありますが、離婚に躊躇する理由に
「夫婦は添い遂げるもの」
「離婚はいけないこと」
「世間体が悪い」
「子供に申し訳ない」
というのがあります。
しかしセックスはもちろん会話もなく、
ときには不快な感情をこころに抱きながら
生活することがいいことなのでしょうか。
極端な例になると
連れ合いが早く亡くなってほしいと思うところまで
関係が歪められてしまっている夫婦がいるほどです。
果たして夫婦になったからといって、
好きでもない相手と生涯一緒にいることに
何の価値があるのでしょうか。
お互い憎しみ合い、自分も相手も不幸にしながら生きているのです。
夫婦になる目的を考えてみてください。
それは幸せになるためです。
不幸であったら意味がありません。
せっかく肉体をもってこの世に生まれてきたのです。
1回しかない人生、
これ以上夫婦としていることが無理ならば
仕切り直すことも在りなのではないでしょうか。
ちなみに恋に年齢は関係ありません。
男性も女性も、生きているうちは誰も恋することができます。
それは愛に喜びを感じる人間として、当たり前かつ自然な姿なのです。
歳だからといって人生をあきらめず
60歳からの人生に新たな恋を求めるのも
素敵な人生なのではないかと私は思うのです。
アダム徳永