★歴史の浅い自由恋愛
日付: 2018年04月10日
日本は長い歴史の流れのなかで
着実に精神的な成長を
遂げてきました。
東日本大震災の悲しい
惨事のさなかにあって
日本人のモラルの素晴らしさは
世界中に感動を与えました。
規律とモラルを順守し自己を律し
公的なことを優先する利他の精神を
体現した一例です。
この精神は一夜にして
築かれたものではありません。
先人達が世代を重ねながら
私たちのDNAにその精神を
刻んでくれたおかげです。
お殿様のためなら
命を辞さない武士の「忠誠心」。
お国のために特攻隊を
志願した「愛国心」。
会社のために
誠意を尽くす「愛社精神」。
人と自然の調和を
大切にする「和の心」。
人に真心を尽くす
「おもてなしの精神」。
ひとつの道を究める
「匠の精神」。
等など…
歴史的に築かれた
これらの崇高な精神…
この精神の土台があるために
日本は敗戦し国土が荒廃しても
奇跡的な復興を成し遂げ
経済大国となったのだと思います。
その意味で私は
日本国民であることに
大きな誇りを持っています。
ところで精神の成長と
歴史の関係を考えたときに
実は自由恋愛の歴史は
ほんの50年ほどしかありません。
昔はお見合い結婚が主流でした。
由緒ある家だと
親が結婚相手を
決めていた時代でした。
恋愛結婚がお見合い結婚を
逆転したのは1965年ごろです。
恋愛における歴史が浅い分
男女における恋愛は
まだまだ未成熟である
といえるかもしれません。
いずれにしても
私たちは恋愛において
未知の世界を歩んでいます。
さまざまな体験に
直面するのも当然です。
この体験を克服しながら
男女が幸せを
実現できるようになったとき
その精神はDNAとして子孫に
受け継がれていくのだと思います。
いまあなたが抱えている
男女の愛の課題。
いい経験です。
これを克服したときに
あなたは精神的に
成長することができるのです。
その積み重ねによって
崇高な恋愛精神のDNAを
子孫に継承することが
できるのですから…。
アダム徳永