★アダムタッチは女性の緊張を解いていく
日付: 2016年05月19日
昨日からの続き…
☆☆
いよいよベッドに移る頃には、
私は期待に胸が高まっていました。
うつ伏せになりベビーパウダーをかけられると、
本当に赤ちゃんになったように
全身が弛緩しました。
背中からお尻、脚、腕などを
ゆったりと撫でていきます。
皮膚の上をそろそろと
指先が這うような緩やかな刺激は、
これといって驚くような
快感ではないのに
何だかとても気持ちがいい。
すっかり気も緩んで
うっとりしていると、
先生は時折爪を立てたり、
やんわりと噛んできたりします。
その刺激がヒャッと思えて
気持ちいい。
「え、何?」と思うような
心地よい驚きがあります。
決して激しいものではなく、
あくまでも穏やかな刺激に
身体の強ばりがすっかり
溶けているのを感じました。
これまでこんな風にじっくりと
時間をかけて愛撫されたことは
ありませんでした。
私は一人しか経験がありませんが、
男性の多くは愛撫と言えば
すぐにもクリトリスや胸を触って
しまうのではないでしょうか。
私たち女性も当然そうなるものと
思い込んでいるふしがあって、
実は胸やあそこは触られることを
予期して強ばっていたりするものです。
スローセックスでは、
いきなりそこには触れず、
時間をかけて全身を
優しく撫でていくことで、
精神的にも肉体的にも
女性の緊張を解いていく
作用があると実感しました。
次に仰向けになって愛撫を受けました。
胸や乳首の敏感な箇所を
指先で撫でるだけのソフトなタッチで
触れられていきます。
「もう少し強く撫でられても……」、
と思うほど柔らかいタッチに、
しかし私は身も心もすっかり委ねていました。
当然の成り行きのように
キスもしました。
唇が触れ合う程度のキスから
唇を何度も重ねるうちに舌も絡み合い、
キスが好きな私は先生の首に腕を回し、
愛撫を施されながら
すっかりキスに夢中になってしまいました。
先生の指先がクリトリスに達したときには
「待ち構えていた」と思いました。
それまでそろそろと触れられていた
全身がほわっと温かくなるように
快感が走りました。
クリトリスへの愛撫も優しさ
そのもののように柔らかく、
思わず声が漏れました。
☆☆
明日に続く…