★生きていることの喜びを感じるセックス
日付: 2016年03月02日
男性と女性は、
カラダつきも性格も考え方も
まったく違います。
まったく違う生き物だからこそ、
磁石のプラスとマイナスのように、
引き合うのです。
女性の豊かな胸の膨らみ、
丸みを帯びたカラダのライン、
細くてしなやかな細い腕、
プルンとした弾力性のあるヒップ。
男は自分とは違う女性のカラダに、
釘づけになるのです。
ましてや性器ともなれば、
男性と女性はもうまったく別の生き物。
まさに生命の神秘。
そして男性と女性という
まったく異質なものが
とろけあうセックス。
なんと素晴らしく
エロティックなことでしょう。
例えば女性とのキス。
あなたは女性の唇に
どれほど注意深く
意識を払っているでしょうか。
キスを漠然としていませんか。
じつは自分の唇の力を抜いて
ゆっくり女性の唇に押し当ててみてください。
何ともいえない柔らかい官能的な感触に
脳髄がシビレる感動を覚えるはずです。
キスひとだけで
とろけるような詩を書くことができるのです。
深い感性と全霊を込めて
女性のカラダを愛したとき
まるで時が静止したかのように
性エネルギーを媒体として融合し
男女が一体化するのです。
このような領域に入ったときに
セックスとは単なる肉体と肉体の
ぶつかりあいではなくなります。
射精や絶頂といった
刹那的な快感の追求でもありません。
快楽を貪るだけのものでもありません。
お互いを尊び敬い、
二人の愛する気持ちが交わる
行為であることが魂のレベルで
感じるようになるのです。
人間として生まれたことの喜び、
愛し合う相手がいることの喜び、
女性として愛される喜び、
そして今生きていることの喜び。
それを感じることができるのが
本当のセックスなのです。
アダム徳永