★日本流の女性の褒め方の奥儀
日付: 2015年11月06日
黙して語らず。
阿吽の呼吸。
一を聞いて十を知る。
日本人は相手の気持を
察しようとする文化があります。
一時若者の間で流行ったKY。
空気を読む。
これは日本人特有の精神文化です。
ただ素晴らしい感性も
ときとしてそれはマイナスにはたらく
こともあります。
「言わなくてもわかるだろ」と、
勝手に自分の気持を察してくれているはずと
思い込んでしまうことです。
または「自分からは言えないけど
私の気持ちを理解して」と
自分の真意を伝える努力を疎かにして、
相手に理解を要求してしまうこともあります。
いずれにしても日本人は
言語を介さないでお互いを理解し合おうとする
高度な精神性のレベルを求める民族なのです。
しかしその影響なのか
日本人は言葉をつかって自分の気持ちを
表現するのが苦手です。
その顕著に現われているのが
男性が女性を褒めることです。
日本の男性は女性を褒めることが
非常に苦手です。
というか下手です。
そのせいかどうかわかりませんが、
本音と建前を使い分ける日本人は
お世辞と社交辞令は得意です。
しかしお世辞を言われて嬉しくありません。
社交辞令を言われても気分はよくありません。
お世辞や社交辞令を言われて
喜ぶ女性などいません。
ちなみにあなたは女性に対して
そんなお世辞を口にしたことはありませんか。
女性を褒める秘訣は
まず心にもない言葉を
絶対に口にしないことです。
そしてあなたが女性に対して感じた
相手のいいところを自分なりの言葉で
素直に表現することです。
感性の豊かな日本人である女性は
あなたのその真意を感じとるのです。
美しい自然を見て俳句を一句詠む感性を
日本人はDNAのなかにもっています。
その意識で相手の女性の
素晴らしいところを
感じとって観るのです。
そして表面的な浮ついた言葉ではなく
真心からでる言葉で女性に伝えるのです。
その流儀こそが日本流の褒め方の奥儀なのです。
アダム徳永