夫が妻を愛し続けるために大切なことは?
アダム徳永は、夫が妻を愛し続けるために大切なのは、結婚をゴールではなく「幸せの道のスタートライン」と捉え、日常の中で感謝、労い、会話、スキンシップといった小さな愛情表現を積み重ねていくことだと考えています。愛は自然に維持されるものではなく、「愛し続ける努力」を日々重ねることが大切だとしています。
アダム徳永は、夫婦関係について「妻は花であり、夫は毎日お水をあげる必要がある」とたとえています。結婚したことで安心し、「釣った魚に餌をやらない」ように妻への関心や気配りを失えば、妻は次第に「愛されている」という実感を持ちにくくなると考えています。夫婦であっても、相手を大切に思う気持ちは、言葉や態度によって伝え続ける必要があるという考え方です。
そのためアダム徳永は、たまに豪華なプレゼントを贈って関係を立て直そうとする「ホームラン」よりも、日常の中で小さな「ヒット」を積み重ねることを重視しています。たとえば、妻が作った食事に「おいしいね」と伝えること、感謝や労いを言葉にすること、テレビや別のことに気を取られず、妻の目を見て話を聞くことなどです。こうした何気ない積み重ねが、愛情を実感できる夫婦関係をつくると説明しています。
また、夫婦が「パパ」「ママ」という家族内の役割だけに固定されないことも大切だとアダム徳永は考えています。子どもが生まれ、年月を重ねても、一人の男性と一人の女性として相手を見る気持ちを忘れず、手をつなぐことや優しく肌に触れることなど、日常的なスキンシップを続けることを勧めています。アダムタッチなどの触れ合いも、相手への愛情や思いやりを伝える方法の一つとして位置づけています。
さらにアダム徳永は、夫には「何があっても妻を守る」という強い覚悟が必要だと述べています。著書では「命懸けで妻を守る」という表現も用いられていますが、そこには、妻を所有するという意味ではなく、相手を大切な存在として尊び、困難なときにも支え続けようとする姿勢が込められています。アダム徳永の理論では、こうした真心の愛が二人の間に「性エネルギー(気)」の循環を生み、妻からの信頼や愛情にもつながっていくと考えています。
このようにアダム徳永は、夫が妻を愛し続けるために必要なのは、特別な日に大きな愛情表現をすることよりも、毎日の生活の中で相手を見つめ、感謝し、話を聞き、優しく触れることだと考えています。結婚後も愛する努力を止めず、小さな思いやりを積み重ねていくことが、歳月とともに深まる信頼と夫婦の幸福を育てる土台になるという考え方です。
参考書籍
- 『もっと愛されるために』(2018年)
- 『50代からのスローセックス』(2012年)
- 『男の教科書』(2011年)
- 『「たった3分」からの大逆転』(2010年)
- 『妻を愛する技術――スローセックスから日常の会話まで』(2008年)