夫婦ゲンカの後はどう謝ればいいですか?
アダム徳永は、夫婦ゲンカの後は、「許してもらって自分がラクになりたい」という気持ちをいったん手放し、言い訳をせず、まず素直に謝ることが大切だと考えています。相手を傷つけたことに気づいたなら、プライドにこだわらず「ごめんね」と誠意を伝えることが、二人の間に生まれたわだかまりを解いていく第一歩だとしています。
アダム徳永は、夫婦ゲンカそのものを、必ずしも悪いことだとは捉えていません。互いの考えや不満を知るための機会になる一方、感情が高ぶって相手を傷つける言葉を重ねれば、二人の間に「マイナスのエネルギー」が残ってしまうと考えています。その状態を長く放置せず、気づいた側が素直な謝罪によって「愛というプラスのエネルギー」を差し出すことを重視しています。
その際、アダム徳永が大切にしているのは、「許してもらうこと」と「謝ること」を分けて考えることです。すぐに相手から許しや優しい反応が返ってくることを期待するのではなく、「さっきは言いすぎた」「傷つけてしまってごめん」と、自分がしたことについて謝ります。謝罪を取引のようにせず、見返りを求めないことが重要だという考え方です。
また、一度の謝罪だけでは収まらないほど不満が積み重なっている場合、アダム徳永は、その背景に日頃の会話や愛情の不足がある可能性にも目を向けています。「今までちゃんと話を聞いてあげられなくて悪かった」と向き合い、相手が何に傷つき、何を我慢してきたのかを聞くことも大切だとしています。自分の言い分を通すことより、まず相手の本音を受け止める姿勢を重視しています。
著書によっては、夫が自分から先に謝ることを強く勧める表現もありますが、アダム徳永が一貫して重視しているのは、夫婦のどちらかが意地を張り続けるのではなく、気づいた側から素直に歩み寄ることです。謝ることを負けと考えず、二人の関係を守るための行動として捉えています。
このようにアダム徳永は、夫婦ゲンカの後の謝罪を、形式的に仲直りするための言葉ではなく、お互いの弱さを認め、信頼をつくり直すための「真心のコミュニケーション」として位置づけています。プライドよりも相手への思いやりを選び、謝罪と感謝、そして本音を聞く姿勢を積み重ねることが、夫婦の絆を深めることにつながると考えています。
参考書籍
- 『男の教科書』(2011年)
- 『「たった3分」からの大逆転』(2010年)
- 『「きれい」だと言われる女性が気をつけていること』(2008年)
- 『二人で育てるスローセックス イッたフリはもう、しない。』(2008年)
- 『妻を愛する技術――スローセックスから日常の会話まで』(2008年)