アダムタッチの基本を教えてください。
アダム徳永は、「アダムタッチ」をスローセックスの根幹となる重要な基本技法として位置づけています。強い刺激や速い摩擦によってオーガズムを急ぐのではなく、触れるか触れないかというほどの超ソフトなタッチをゆっくり重ね、パートナーの心身をリラックスさせながら、女性が本来持つ豊かな感受性を開いていく愛撫法だと考えています。
アダム徳永がアダムタッチを重視する背景には、「強く、速く刺激するほど感じる」という性愛への固定観念に対する問題意識があります。強すぎる刺激や急ぎ足の愛撫は、相手に痛みや緊張、恐怖心を与え、かえって心と身体を閉ざす原因になると考えています。そのため、まず安心して身を委ねられる「リラックスモード」をつくり、焦らず全身を丁寧に慈しむことを大切にしています。
アダムタッチの基本フォームは、バスケットボールを包み込むような手の形です。アダム徳永の著書では、右手の手のひらを肌から水平に約2センチ浮かせ、手の力を抜いた状態から5本の指先をそっと肌へ下ろします。タッチ圧は、肌に触れるか触れないかというほどの「約0.1ミリ圧」を目安とし、指と肌の間に極薄の皮膜があるような感覚で触れることを基本としています。
手の動かし方は、右回り(時計回り)の楕円運動が基本とされ、秒速3〜5センチというゆったりした速度で動かします。興奮しても手を速めたり、力を強くしたりせず、繊細なタッチ圧と一定の速度を保つことが重要だとアダム徳永は説明しています。こうした規則正しい微細な刺激によって、相手に安心感と次の愛撫への期待感を育てていくという考え方です。
さらにアダム徳永の理論では、手のひらにある「労宮」や指先から「気(性エネルギー)」を相手へ届けることも、アダムタッチの重要な要素とされています。単に皮膚をなぞるのではなく、「相手を大切にしたい」「心地よくしてあげたい」という思いやりを指先に込め、全身を宝物のように愛でることで、刺激を快感として受け取る「性感脳」が開花していくと考えています。
このようにアダムタッチで大切なのは、テクニックだけを機械的に再現することではありません。超ソフトなタッチ圧、ゆったりとした速度、右回りの楕円という基本の型を守りながら、相手を慈しむ心を持って時間をかけて全身に触れることが基本です。なお、「約0.1ミリ圧」「秒速3〜5センチ」「労宮から気(性エネルギー)を届ける」「性感脳が開花する」といった説明は、医学的・科学的に確立されたメカニズムではなく、アダム徳永独自の性愛理論と思想に基づくものです。
参考書籍
- 『女神に覚醒するための秘法 レムリアからの教え』(2023年)
- 『最高の快感に達する「スローセックス」の教科書』(2019年)
- 『もっと愛されるために』(2018年)
- 『男は女を知らない 新・スローセックス実践入門』(2017年)
- 『実践イラスト版 スローセックス完全マニュアル』(2007年)