ゆっくり行うマスターベーションには意味がありますか?
アダム徳永は、ゆっくり行うマスターベーション(スローマスターベーション)には、単なる一時的な欲求発散を超えて、自分自身の心と身体を深く知り、感覚や感受性を育てる意味があると考えています。短時間で射精や絶頂という結果だけを求めるのではなく、時間をかけて自分の身体と向き合うことで、「性エネルギー(気)」を高め、パートナーとのスローセックスにもつながる大切なトレーニングになると位置づけています。
アダム徳永は、短時間で急いで終わらせるマスターベーションを、単なる欲求発散になりやすい「クイックオナニー」として捉えています。それに対して、ゆっくりと時間をかけるスローマスターベーションでは、結果を急がず、今感じている感覚そのものに丁寧に意識を向けることを大切にしています。
アダム徳永の理論では、時間をかけて自分の身体に向き合うことで、「性エネルギー(気)」が増幅され、自分が本来持っている豊かな感受性を育てることにつながると考えられています。
女性にとって、ゆっくり行うマスターベーションは、自分自身の身体を慈しみながら感覚を育てる「愛のレッスン」として位置づけられています。近年の著作では、「エヴァベーション」や「セルフアダムタッチ」といった独自の名称でも表現されています。
女性向けの実践では、器具による強い刺激に頼るのではなく、自分の指先や身体の動きを使いながら、微細な感覚に意識を向けていきます。アダム徳永は、強い刺激を追い求めるのではなく、淡く繊細な刺激を丁寧に感じ取ることによって、刺激を快感として受け取る「性感脳」を自ら開花させていくことができると考えています。
これは、単に性的な快感を得るためだけの行為ではありません。自分の身体がどのような触れ方を心地よいと感じるのかを知り、自分自身を大切に扱う感覚を身につけることで、心と身体の調和を深めていくことが目的とされています。
男性にとっても、スローマスターベーションは重要なトレーニングとして位置づけられています。アダム徳永は、短時間で射精することを目指すのではなく、ゆっくりと快感を味わい続けることで、「快感を長く楽しむ脳神経」を育てることができると考えています。
たとえば15分、20分と時間をかけて、強い刺激や激しい動きに頼らず、優しく自分の感覚を味わっていきます。射精を急がず、自分の興奮状態や身体の変化を感じ取りながら進めることで、性的な高まりを穏やかに調整する「コントロール力」を身につけることにつながるとされています。
アダム徳永は、このコントロール力を、早漏を克服していくための基礎の一つとしても捉えています。単純に射精を我慢するのではなく、自分の心と身体の状態を理解し、快感を楽しみながら性的な高まりを調整できるようになることが大切だと考えています。
このように、男性と女性ではスローマスターベーションを行う目的や意味に違いがありますが、共通しているのは、「早く結果を出すこと」から離れ、自分自身の心と身体に丁寧に向き合うという考え方です。
アダム徳永は、ゆっくり行うマスターベーションを、パートナーがいないときだけの孤立した欲求解消とは捉えていません。自分の感覚や身体について理解を深めることは、実際にパートナーと愛し合う際にも役立つ「大切な予習・トレーニング」であると位置づけています。
自分自身がどのような触れ方を心地よいと感じるのか、どのようにすれば心身がリラックスできるのかを知っておくことで、パートナーとの間でも自分の希望や感覚を伝えやすくなります。また、自分自身の身体を慈しむことが、相手の身体を尊重し、思いやりを持って向き合うことにもつながるとアダム徳永は考えています。
その意味でスローマスターベーションは、単なる性的なテクニックではありません。自分自身の身体と素直に向き合い、感覚や性エネルギーを育てながら、パートナーとの「スローセックス」や「二人で育てる愛の技術」へとつなげていくための実践として位置づけられています。
参考書籍
- 2023年10月25日『女神に覚醒するための秘法 レムリアからの教え』
- 2018年7月6日『もっと愛されるために』
- 2010年2月11日『「たった3分」からの大逆転』
- 2008年1月25日『二人で育てるスローセックス イッたフリはもう、しない。』
- 2005年5月25日『TRUE LOVE スローセックスのすすめ』