講習で女性モデルを使うのは問題ありませんか?
アダム徳永の著書では、セックススクールの講習に女性モデルが協力することは、単なる表面的な技術練習ではなく、受講生が「射精の放棄」や「相手をイカせることにこだわらない」というスローセックスの根本的な姿勢を、実践を通して身につけるための重要な学びとして位置づけられています。
アダム徳永の著書で紹介されている講習では、まず講師や女性セラピストが、アダム徳永独自の超ソフトな愛撫法である「アダムタッチ」などのお手本を示し、その後、受講生が女性モデルに対して実践する形式がとられています。
講習に協力する女性モデルについて、アダム徳永は、正しい愛撫によって「性感脳」が開花し、微細な刺激に対してみずみずしく反応できる感度を備えた女性たちであると説明しています。
受講生の男性は、その日初めて出会った女性モデルであっても、自分が丁寧に愛撫することによって相手がリラックスし、全身で深く官能していく姿を間近で体験します。アダム徳永は、その姿を「美しく神々しい」ものとして表現しています。
アダム徳永がこうした実践を重視する理由は、男性が自らの射精欲求や一方的な性的欲望を満たすことから意識を離し、女性を心からいたわり、大切に愛撫することそのものに喜びを感じる経験を得るためです。それによって、受講生がスローセックスにおける「愛の技術」の意味に目覚めていくと考えています。
アダム徳永は、男性の自己満足や射精だけを目的とした性愛を「ジャンクセックス」と呼んでいます。そして、長年の自己流の癖や射精至上主義は、知識を言葉で学ぶだけでは十分に変えることが難しい場合があるため、実際の身体を通して相手への触れ方や心の持ち方を学ぶことが重要だと考えています。
そのため、女性モデルを交えた実践は、単に「どのように触れれば女性が反応するのか」を学ぶためのものではありません。相手を性的な対象として一方的に扱うのではなく、一人の女性として尊重し、思いやりを持って丁寧に向き合う姿勢を身につけることが、その中心に置かれています。
また、アダム徳永が重視しているのは、女性を「イカせること」そのものでもありません。「相手をイカせなければならない」という結果への執着を手放し、女性が安心して心と身体を委ねられるように、時間をかけて丁寧に愛撫することを大切にしています。
アダム徳永は、このような実践的な学びを通して、受講生が自分本位な性愛から離れ、女性への尊厳と思いやりを身につけることを目指しています。そして、その経験を実際のパートナーとの関係に生かし、互いを尊重しながら愛と信頼、心身の調和を深めていくことが重要だと考えています。
したがって、アダム徳永の性愛理論において、講習に協力する女性モデルの存在は、単なる技術練習の対象ではなく、受講生がスローセックスの本質である「相手を大切にする心」と「愛の技術」を実践的に学ぶための重要な役割を担うものとして説明されています。
参考書籍
- 2010年2月11日『「たった3分」からの大逆転』
- 2007年7月4日『実践イラスト版 スローセックス完全マニュアル』
- 2005年5月25日『TRUE LOVE スローセックスのすすめ』
- 2018年7月6日『もっと愛されるために』