★スローセックスの本質
日付: 2021年04月20日
ある銀座のクラブのママが、
こんなことを話してくれました。
「熱心に私を口説いてくださる
殿方がおられます。
口説き文句はたいがい
『俺はうまいよ』です。
そう豪語する方と
一夜を共にすることもあります。
いままでに50人ほどの男性と
関係をもったでしょうか…。
しかし前戯は適当だし、
セックスは自分本位な
男性ばかりです。
気持ちいいと思った殿方は
一人もいません。」
儀礼的なキスをして、
おっぱいをチュパチュパ吸って、
クリトリスをゴシゴシと愛撫。
そしておもむろに
自信のある一物を挿入し
「これでもか」といわんばかりに
我がもの顔で腰をふりまくる。
ペニスで女性の膣を
ガンガン突けば
女性は喜ぶと
思っているのです。
こうした一連のセックスで
女性は気持ちよくなれるわけがなく
ともすれば苦痛でしかないのです。
女性がセックスで
気持ちよくなるためには
充分な愛戯が必要なのです。
それを実現するのが
スローセックスなのです。
ただスローセックスだからといって
単に長時間スローにセックスを
するものではありません。
スローセックスのメインは
アダムタッチです。
実践すればわかりますが、
アダムタッチはとてもスローな
愛撫法なのです。
それを時間をかけて淡々と
そして粛々と行うのです。
ただそれだけです。
しかしそれを続けることで
女性は次第に官能し始めるのです。
そして淡い吐息を吐きながら
カラダをくねらせ
目を潤ませてくれるのです。
まさにそれこそが女性が見せる
官能美なのです。
その官能美をまのあたりにすると
男性にとって愛撫が楽しいものになり
それだけで30分・1時間が
あっという間に過ぎてしまうのです。
そのような愛撫を粛々と続けることで
女性のカラダに変化があらわれます。
それはアダムタッチの愛撫によって
性感帯のチャクラが開かれるのです。
性的感度が深まるとともに
陰陽の性エネルギーが交流することで
エネルギーの量が増幅し
子宮にチャージされます。
その性ネルギーが子宮に充満したとき
最高のオーガズムの準備が整うのです。
性エネルギーが充満した子宮は
まさに原子炉のようなものです。
ビッグバーンによって
原子炉が着火すると
とめどないオーガズムが
女性にもたらされるのです。
「女性の快感は底知れない」
と言われるのは、
まさにこのメカニズムを指すのです。
実はこれこそが
スローセックスの本質なのです。
アダム徳永