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真方礼子 41

日付: 2020年11月18日

先日は講習ありがとうございます。真方(妻)です。今回の講習を受けるに当たり、実に三年ほど時間を要しました。お会いした際にお話ししましたが、私達夫婦は性欲の強さバランスが悪いことで悩んできました。私は夫の人間性に強く惹かれたのと、彼が深い愛情を注いでくれる人だからこそ結婚したので、結婚当初は性欲のバランスの悪さは、子どもを授かれば解決するだろうと、漠然と考えていたような気がします。

結婚して一年経っても自然妊娠しなかったので、夫婦で話し合い不妊治療を開始しました。不妊治療は出口の見えないトンネルとはよく言ったもので、私達夫婦は生理がくるたびに落胆し、私は段々夫を責めたりするようになりました。5年間の不妊治療の間に、夫とのセックスは私にとって事務的で機械的な作業のような感覚になっていきました。夫は子どもが欲しいと言う割にはセックスしないので、仲も険悪になり喧嘩ばかりしてと、悪循環の繰り返しでした。

話は変わりますが、私は夫と結婚する前に年上の男性と付き合っており、当時の彼は30代後半にも関わらず毎日私を抱き、多い時には朝、昼、晩とセックスをしていました。相手が自営業だったことや半同棲状態だったので、一緒にいる時間が長かったこともありますが、元彼とのセックスは、オーガズムに達さなくとも、精神的にも肉体的にも充実しました。しかし数年付き合っても、元彼が結婚を決意できなかったので、好きな気持ちはありながら別れた経験がありました。その後も別の男性で身体の相性が良い人が居ました。挿入だけでもうっとりするほどの快楽を得たり、その方とも叫び声をあげるほど行為に没頭するようなセックス経験があったので、オーガズムに達さなくとも、私のセックスライフは充実していましたが、この方とも結婚には至りませんでした。話を戻しますとそんな元彼達とのセックス経験があったので、あまりにもセックスをしない夫、欲情しない夫に、わたしの不満は溜まる一方でした。

比べちゃいけないと頭では解っているのに、わたしに欲情しない夫に、セクシーなランジェリー姿で誘ったりシチュエーションを変えたり、色々アクションを起こしましたが、かつて没頭したり叫び声をあげるほどの行為をしたことは、結婚生活七年間一度もありません。わたしの身体はどんどん閉じていくような感覚になっていきました。さらに姑に「もう我が家は繁栄しない。」と言われたのをきっかけに、三度目の顕微授精で妊娠しなければ離婚しようという話し合いまで発展していました。しかし一昨年前、40歳で妊娠、しかも双子を授かりまして、これもご縁だろうと離婚はしないことになり現在に至ります。それにしても子どもができても私の性欲は変わらず、どこかで出産によって性欲が減退することを望んでいた私ですが、結局は同じリズムで性欲がおそってきます。

夫は育児に協力的で素晴らしい父親ですが、再び肉体的に満たされないを問題に感じたわたしは、再び夫と話し合い、講座を受講することになりました。受講しての感想ですが、勇気を出して良かったとは思います。しかし、夫婦の性欲バランスの悪さは変わりません。夫はセックス以外は申し分のない優しい人ですし、人間的にも出来た人で、信頼に値する素晴らしい人間性も兼ね備えています。おそらく私がセックスに淡白であれば、何の不満もなく仲良く夫婦生活が送れていたと思います。長々と書きましたが、今回の受講にあたり、アダムさんにお会いする前にもっとこちらの現状を伝えるべきだったんじゃないか?という後悔の念があります。私達夫婦は、この性欲のバランスを乗り越えて愛し合っていくことが出来るんでしょうか?どうか、教えてください。

☆☆
ご主人からのメール

はじめてメール致します。プライベート講習では、妻と共にお世話になった真方です。講習は自分にとって、とても意味のあるものだったと思います。自分が勃起しなくても、妻に気持ちよい思いをさせることができるのだと、気づかされました。これは、いまの自分に必要なものだと感じました。アダム徳永様に、これまでの私の苦悩を理解してもらい、その上で今回得られた技術でコンプレックスを克服してくださいと話された際には、思わすこみ上げるものがありました。ああ、この人は私をわかってもらえているのだ、信用できる人だと強く思いました。しかし、まだセックスの回数を上げるまでには、到っていません。プライベート講習の場でも、少しお話しましたが、受講するまでの間に、妻とは、セックスと性欲のことで、たくさん揉めました。結婚前は、普通にラブホテルに、平均して週に2回ぐらいの頻度で通っていました。あとでホテル代がびっくりするぐらいでした。もっとも、その時の私は、妻を喜ばすだけの技術も能力もなかったため、(今もあるとはいい難いですが)妻は内心、満足していなかったのかもしれません。結婚してから二人で暮らすようになった当初からは、妻は酒飲みで二週間に一回の頻度で朝帰りをし、それに憤慨した私は私で、パソコンにのめり込むような状態でした。妻の朝帰りの酒飲みの原因が、私のパソコンの行為なのか、ほかに要因があったのかはわかりませんが、何度もやめるように言っても、聞いてもらえず、帰りが遅くなるたびに、心が砕かれる感じでした。私が変に我慢したのが悪かったのでしょうか。彼女が朝帰りするたびに、二週間ぐらいは口を聞かない状態でした。また、妻は私の母との相性も悪く、喧嘩こそしませんが、母の心無い言葉に泣くこともあり、母は母で、その自覚がない状態で、手のつけようがありませんでした。この辺も妻のストレスの原因だったのかもしれません。お互い、よく結婚したなと何度も思いました。何度も話をしました。喧嘩口でも。ただ、性欲とセックスに関すること以外では、私たち夫婦はうまくやっていたと思います。おいしい食事をするのも好きだし、イベントに参加したり、県民割りでホテル泊を楽しんだり海外旅行にいったり、ドライブに出かけたり、お気に入りの猫カフェに行ったりと結構楽しんでいたと思います。ただ、性欲とセックスに関してだけは、まったく解決の目処が立ちませんでした。結局、結婚当初を除いて、年齢的な期限もあって、すぐ子作りを考えるようになりました。何度か通う不妊治療の産婦人科を変え、4番目のクリニックでやっと双子の女の子を授かることができました。足掛け5年ぐらいは、子作りに注力していたと思います。その間のセックスは、不妊治療の疲れもあったのかもしれませんが、子作りのためだけのセックスという印象が妻には強く、不満がいっぱいでした。妻からは、あなたは性欲が無さ過ぎる、と何度言われたかわかりません。だんだんと、ああそうなんだろうな、と反論する気もなくなっている自分がいました。妻に、私の身体ではもう欲情しないのでしょ?とも言われますが、もう、自分でもよくわからない状態です。でも、妻を愛しているし、妻をこんな精神状態にしたのは、自分の子供がほしいという要望の結果だと、いつも自分を納得させています。普通にエロビデオとか見ると、勃起したりしますし、妻に触ってもらっても勃起します。ただ、喧嘩した後などの雰囲気では、勃起しなくて焦ることも何度もありました。だから、自分が勃起しなくても妻を喜ばすことができる技術を得られたことはとても大きいものでした。

プライベート講習が終わってから、10日ほどでしょうか。その間に2回ほどセックスをして、教わった技術で彼女を喜ばすことができました。ですが、やはり私のセックスは回数も少なく、内容も薄いのでしょうね。妻の要求を満足させるには、ほど遠いようです。妻はいつもこの話になると、以前の彼氏の話を持ち出して、毎日してくれた、といいます。わたしは、どうしたらいいのか、反論もできません。今朝、妻から、アダム徳永様あてに、後悔しているという内容のメールを出したと言われました。まだまだ、苦難の日々は続きそうですが、もう少しがんばってみます。取り留めない話で、申し訳ありません。アダム徳永様に感謝します。

☆☆☆

アダムさま心のこもった返信ありがとうございます。真方の妻です。メルマガのご夫婦の奮闘記にも、勇気付けられらるものがありました。

夫にも転送して読んで貰おうと考えています。現状としましては、夫はあれからセックスへの自信を取り戻せたと思います。ムードはなくとも夫から「今日セックスしよう。」と誘ってくれるようになり、子どもたちが寝たあとスローセックスを実践してくれます。まず私をうつ伏せにして、パウダーをはたいて背中へのタッチ。育児疲れの私は気持ちよくて眠りそうになりますが、夫は丁寧に触ってくれます。それから仰向けになりクリストリスに、オイルを垂らしての愛撫。私はイキにくい身体なので、クリストリスでイクのに1時間以上かかりますが、根気強く愛撫してくれます。クリストリスでイキそうになったら、膣にも指を入れて貰いナカの快感も得ながらイクことが出来ました。そのあと夫のペニスを亀頭を中心に愛撫してから挿入へ。夫はフェラを好みません。クリストリスでイッタばかりなので、ナカが締まっていて夫のペニスが普段より固く感じます。夫も締まりが気持ちいいとの事でした。10分〜15分の挿入の後、射精。こういった感じで、3日に一回ほどセックスをするようになりました。

これは夫にしては多い方で嬉しい変化です。夫は根気強い人で、自分は射精しなくとも私を愛撫して、なんとかイカせようとがんばってくれます。その姿に本当に優しい人だな…とあらためて感じました。まだ、夫婦でラブホテルに行く時間はありませんが、年内にでも夫婦お気に入りのリゾートホテルで、一日中セックスすることが出来れば嬉しいなと思います。まだまだ試行錯誤の日々ですが、スローセックスは私たち夫婦の救済になると感じています。また受講時のアダム先生が紳士的で、まるで宣教師のような雰囲気だったことが印象的です。沖縄からの参加は私たち夫婦が初めてだったことも、アダム先生の言う通り意味のあることなんだと思います。この度はありがとうございました。また機会があればご指導ください。今後ともよろしくお願いします。

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