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幸田康夫 52

日付: 2020年11月18日

ぼくが受講した理由は妻との性行為を改善することでした。妻は膣ではイカないせいか、感動はありませんでした。終わったあと枕元で、ぼくは自分たちがたった今行なったセックスのことについてできるだけ触れないようにしていました。儀礼的に「よかったよ。」とひとことだけ言いました。それは自分たちがデートの際に選択した映画がたまたまつまらないものだった場合にその場を繕うためのセリフのようでした。妻にはもちろんそうした気持ちは一切隠していました。しかし自分のからだにそのことがしっかり現れていました。挿入してからある時間が過ぎると妻のからだの中で自分が萎れてくることが多かったのです。自分の年齢が50歳代に入ったという現状を考えればある程度はやむをえないとその時は思っていました。それが間違いだったということはあとでわかりました。本気で熱くなっていないからだったのです。自分が繰り広げている性の営みは最高のものではないという思いからぼくは抜けきれませんでした。だから、すぐにまた抱きたいとは思いませんでした。いったん接しない日々が続くと、「やろう。」と言い出すのにためらいが出てきました。また「家族なのにふしだらなことをしている。」と思ったりして、恥じらいが出てしまい、1ヵ月どころか2,3カ月セックスレスの状態が長く続きました。

「妻は他の人に比べて感じない体質なのではないだろうか。しかも、保守的な家で育ったせいか性についてオープンに話すことができない。まだ自分を抑えているから性を満喫できないのではないか。」と思っていました。最高の満足は妻からは得られないだろうなあ、と半分あきらめていました。自分は仕事で喜びを得ているのだから、妻との性はこのレベルでも仕方がないではないだろうか。人生はそんなに欲張ってはいけない。これだって悪くはない。そう思って自分を納得させていたのでした。

アダム先生の講習を受講してスローセックスの技術を身につけ、今まで以上にゆっくり女性のペースでセックスを行うことができるようになりました。妻はそれまでは見たことがないような腰の振り方をするようになり、それまでは聞いたことがないような大きな声をあげるようになりました。こうした性愛が営めるだけでも幸せの度合いがかなり増したと言えます。ここまでの自分に導いて下さったアダム先生にはただただ感謝です。

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