★セックスで傷ついた健気な女ごころ
日付: 2015年03月12日
女性からいただいた
セックスに関するお手紙からの抜粋です。
ジャンクなセックスがいかに
女性のこころを傷つけるかを知ってください。
☆☆☆
彼とのセックスは、
キスされて、胸をわしづかみにされて、
下半身へとジェットコースターなみに移動し、
すぐにヴァギナに指をグイッと突っ込まれて、
「濡れ度」をチェックされるのが嫌でした。
まるで、「早く濡れて、オレに入れさせろ」って、
せかされている気がしました。
彼とのセックスで感じたことはあるかって?
あるわけないじゃないですか……。
私はセックスのあと、
一緒の布団の中で、少しの間でもいいから、
彼と手をつないだり腕枕をしたかった。
少しの間でいいから、
話しをしたかった。
なのに彼のそれは、まるでトイレで
オシッコをしに来たみたいでした。
彼がいなくなった空っぽの部屋には、
彼の匂いが残っていて、
切なかった……。
壁にもたれて、うつろな目で、
しわくちゃになった布団のシーツを眺めてると、
大粒の涙がひとつ、
またひとつとポロリポロリと目からこぼれ落ち、
「うっ、うっ、うっ」とうめき声が漏れてしまう。
一度出始めた涙は、
水道の蛇口を全開にしたように止まらなくて、
声をあげてずっと泣きました。
私は、絶えず
「どうしたら彼からもっと愛されるのか?」
「私のどこがいけないのか?」と、
悩みました。
彼を責めるというよりも、
自分に落ち度があるから
愛されないのだと考えていました。
だから、もっと可愛い服を買ったり、
化粧を工夫したり、
セックスの時に彼をもっと気持ちよくさせてあげたり、
機嫌が悪そうなときには
早めに電話を切り上げるとか、
色々試すわけですが、
何をしてもあまり劇的な効果はありませんでした。
その後彼に4マタかけられていたことが発覚。
もう二度と私から連絡しなくなり、
彼からも連絡は来なくなり、
ようやく縁が切れました。
アダム徳永