Adam Tokunagaアダム徳永公式サイト

Mailmagazine

過去のメルマガ詳細

西川京子 28

日付: 2020年11月18日

私の今までのセックスは、相手の反応を伺いながらのセックスでした。彼が気持ちよくなってくれればそれでいい。それが愛なのだと思っていました。実際、彼が興奮してくれて私も幸せでしたし、一つになれただけで満足。でもまだ十分濡れてないのに挿入される事もしばしば。キスして胸を揉んで、AV男優の様に突きまくれば女性はイクと勘違いしていて、私が声を上げると、彼は私の声で更にヒートアップ。燃えてくれるのは嬉しいのですが、クンニは痛いし、セックスの終盤では彼は毎回打撃の様に私を突く…。痛みを伴うセックスに少なからず疑問を持ちつつ、でも他のカップルがどうしているのか分かりませんでしたし、何より彼が私の中で射精してくれる事に喜びを感じていたのは事実でした。

そんなある日、書店でアダム徳永先生の「スローセックス」の本が目に止まりました。少し立読みすると、男女の性差について、AVはセックスの教科書ではない、ということが本に記されていました。少し読んだだけで本に釘付けになりました。その内容は、私が密かに理想を抱いていたセックスであり、一方で彼のセックスを完全否定するものでしたから。

彼に読ませたいと思って早速本を購入しました。でも、彼にスローセックスを要求する前に、スローセックスが本当に私が求めているセックスなのか、自分で確かめたいと思いました。アダム先生のHPにモニター募集の記事があったので、清水の舞台から飛び下りる気持ちで申込みました。

先生とは渋谷で待ち合せました。先生を待っている間は、正直不安でした。アダム先生が、怖い方であったらどうしようと。でも、ご挨拶したときの気さくな笑顔で不安は一辺に解消されました。

ホテルに着くまでは、お尻の上を楕円を描くように、さわさわとタッチされました。お尻なのに全然いらやしくない、ずっと続けて欲しいと思わせる微弱なタッチでした。後で聞いたのですが、これが本に書いてあるアダムタッチであるそうです。

ホテルに着くと、先生がお湯を張りにお風呂に行ってしまいました。私がやらなきゃ…と恐縮してしまいました。お湯を張っている間は、私の今までのセックスについて先生とお話しました。先生が仰るには、私の過去のセックスは多くの男女が行っているジャンクセックスで、それはAVに影響された、勘違いのセックスであるそうです。その様な説明を受けた後で、これから体験するスローセックスでは、どんな事が待っているのだろうと凄く期待してしまいました。

お風呂には先生が先に入りました。5分位経ってから私が入り、身体を洗いました。お風呂は円形で怪しい光を放っています。先生は私の身体が洗い終わるのを浴槽の中で待っていて下さり、洗い終わると「おいで」と言いました。

浴槽の中では、後ろから抱きかかえる形で、先生にアダムタッチされたり、背中や首筋にキスや軽く甘噛みされました。それだけで、何故かエロティックで自分の身体が熱くなるのが分かりました。先生には、そんな私の身体の変化が分かったのでしょうか、手を下の方へ持っていき、陰毛の奥へ指を滑らせました。「水の中でも濡れているのが分かるよ。」って、耳元で囁かれて、私の身体の正直な反応を見抜く先生は凄いと思いました。

お風呂から上がり、自然な流れでベッドへ。最初はパウダーを背中につけてもらい、背中をパームタッチされました。このタッチはアダムタッチとは違い、先生の手と私の身体が密着しているようなタッチで、緊張している私の心を解きほぐすような心地よさを感じました。

パームタッチをしてもらった後、指がお尻の所で自然にふわっと軽くなりました。これがアダムタッチです。アダムタッチをアダム先生本人にやって頂くことに感動すると共に、自分の身体がびくびく反応しているのが分かりました。先生は私の顔や腕をアダムタッチで優しく愛撫して、こんな身体の先までと思うくらい、本当に隅々までアダムタッチを繰り返します。それはまるで海を漂っているような夢見心地の気分で、長い間味わったことのないような、しっとりとした快感で身体が温かく埋めつくされていくような気がしました。それは、恍惚感や快楽感とは全く別物で、でも私は自分が静かに昇り詰めていっているのがはっきりと分かりました。

先生とのキスは、チュッチュッとしたライトなキスから始まり、バキュ-ムキスやペニスキスまでバリエーションが豊富でした。キスの種類だけでもたくさんあるんですね。先生は決して自分本位のキスはしません。私はセックスでは、今まで口を大きく開けた激しいキスを繰り返していたのですが、それは彼が喜ぶ為です。先生とは、舌の先の部分を触れ合わるキスです。優しい先生にずっとキスしてもらいたいという気になりました。

お尻の割れ目をアダムタッチですっと触れてもらったときに、軽く性器に触れました。その時初めて性器に触ってもらったのですが、それまでアイドリングが十分出来ていたので、少し触れてもらっただけで身体がビクンとなりました。私が感じている所を初対面の先生にお見せするのは恥ずかしい。でも、そんな気持ちと裏腹に私の身体は正直に反応してしまいます。先生の手が私の胸の方へ移り、やっと乳首に触れてくれるのかなと期待していたのですが、先生は私の期待をことごとく裏切って下さいました。簡単には乳首に触れてはくれないのです。胸は大胸筋のところまで大きく楕円を描くようにアダムタッチ。段々乳首に近づいていくように円をクルクルと描きます。円は一周や二周ではなく、何周も回るのです。私の乳房の上で先生の手が回っている間、次はどんな事をされるのだろうという期待感で一杯になりました。漸く円が乳輪へ到達し、乳首の所まで到達したときに、上から軽くこする感じでタッチされました。アダムタッチとは違うタッチでした。「ん…あぁっ!!!」自分の脳からアドレナリンが出るのが分かるくらい、ドカーンとした快感でした。こんなにも快感を感じたのは、それまで先生にアダムタッチでムードを徐々に高めて頂いた為でしょうね。もっと、もっとという気持ちが、これほどの快感を引き出すとは考えた事もありませんでした。

私は彼に今まで乳房を揉まれたり乳首を舐められたりしましたが、それは快感ではありませんでした。硬くなった私の乳首を見て、彼が興奮するのが嬉しかった。単純にその為だけでした。でもそれって奉仕ですよね。時には、服を脱がした直後に彼が指の力で私の胸をモミモミしたので、苦痛を伴うこともありました。スローセックスのお陰で、胸でこんなにも快感が得られるのだという事を先生に改めて教えて頂きました。

先生との手技はまだまだ続きます。先生の手が私の足に伸びていきました。私の彼は足には全く興味が無かったので、私は今まで足を愛撫されたことはありませんでした。勿論、今まで付き合った男性全員から足の愛撫を受けたことはありません。第一、足に自信が無くて恥ずかしいし。でも、先生は、足は大事な性感帯だから、と諭して下さいました。乳首で快感を得た私は、もっと快感が欲しくなっています。どんな事をして下さるのかしら。本当に足で感じるのかしらと期待半分でしたが、先生の手が私の足指の付け根にぐっと指を食い込ませた時は、身体がピクピクしてしょうがありませんでした。今まで誰にも触ってもらったことがないのに。足は先生に発見して頂いた新しい性感帯であることを実感しました。

足を触って頂いた後、先生は、指を私の性器に滑り込ませました。私のクリトリスは先生によって、いとも簡単に剥かれ、その姿を露わにしました。先生は私のクリトリスを指で小刻みに振動させました。最初の触れ幅は小さく、そして段々と触れ幅が大きくなりました。「クリが勃起してきたよ。気持ちイイ?」そんな所まで見てくれている先生に、もう私の身体を預けた気分になりました。「先生、気持ち…イイ。もっと……。して…。」気がつくと、そんな言葉を発していました。何でこんなこと言ったのか、今考えると、凄く恥ずかしいんですが、ここまで来ると自分の欲求に身を曝け出す以外ありません。先生はゆっくりと私の脚の間へ身体を移動させて、私のクリトリスと向き合いました。先生の舌が私のひだとクリトリスを的確に捉えます。時には舌先でチロチロと、そしてバキュームの時もありました。足を思いっきり広げられたり、上に持ち上げられたり。また、舌の動きだけでもいろいろなバリエーションがありましたね。その一つ一つに5分位掛けて頂いたので、クンニだけでも30分以上続けて頂いたことになります。自分の最も大事な部分を舌で愛してくれるだけでも嬉しいのに、こんなに長い間クンニしてくれるなんて。

引き続き先生の舌は私の花弁を震わせています。先生の微弱な舌先の振動が私の脳にダイレクトに伝わって、愛液がしたたり落ちました。そしてそこに、ベットの上で、何回も果てている自分が居ました。脳で感じる、イク、というのは、こういうことなのですね。頭が真っ白になり何回もトロける気分を味わいました。

スローセックスではここまでが前半です。後半は、いよいよ交接です。彼との打撃セックスの時は、挿入=衝撃なので、気が滅入る瞬間だったのですが、その時の私は先生によって開花されてしまったので、早く挿入して欲しいという気持ちでした。が、先生は簡単に交接してくれません。指を私の膣に挿入し、まずは私の愛液を確認しました。そして、まるで挿入の準備をするように、私の膣の中で指をゆっくりと回転させました。それはまるで私の膣の円周を確かめるように。「凄く濡れてる。」その言葉だけで、もうイッてしまいそうでした。言葉で身体が反応してしまうなんて、感度が相当良くなっている証拠ですね。  先生の指は私の膣の中でGスポットを見つけ、指で愛撫を始めました。クンニの時とは違う衝撃が身体を走りました。それだけでもかなり快感だったのに、Gスポットより奥のアダムGスポットへ。また違う快感が身体を駆け巡りました。快感で膣のひだが震えるのが分かりました。「ここ、気持ちいいでしょ。」「先生、駄目、あぁ…。気持ちよくなっちゃう…。」いつもの私とは考えられないイヤラシイ言葉が口から出てきます。不思議なもので、もっと、もっと欲しくなっていくのです。

今度はアダムGを捉えたまま、私の身体を反転させてお尻の方向からTスポットを刺激してもらいました。ここまで来ると快感はウルトラ級になってしまい、もうどうとでもして、という気持ちになりました。Tスポットはこれ以上行うとイキ疲れてしまう為、適度に擦ってから止めるそうです。これは先生から後から聞いたお話です。

そして、漸く交接の瞬間がやってきました。十分に潤った私の身体の中に先生のペニスが入ってきます。ようやく先生と一つになれました。肉体は何と臆面もないのでしょうか。私のひだが先生のペニスを包み込むように動くのが、自分ではっきりと分かりました。「これが対面上体立位…」とか言う先生の言葉はもう聞こえませんでした。先生が深呼吸する度に先生のエネルギーが私の中に入ってくるような錯覚に捉われました。その後、座位に移り、暫く先生の膝の上で交接を楽しみました。先生が膝を上下に動かすたびに私のお尻が上下に揺れて、これは素直に楽しかったです。疲れたら交接したまま背中をアダムタッチ。このまったり感が堪らなく良かったです。そして、座位の状態から今度は先生が横になり、騎乗位の体勢に。でも、私も先生を抱きしめる格好になりました。抱え騎乗位と呼ぶそうです。そして私が上半身を起こして、騎乗位へと移行しました。

騎乗位は女性が主導権を握れる唯一の体位ですから、好きな女性が多いのではないでしょうか。先生は「好きなように動いてごらん」と下から私を見上げます。そんな先生を見て興奮してしまい、私は先生の上で動物の様に動いてしまいました。後から考えると、ああ、恥ずかしい。

その後は小休止。枕元に水を用意していて、二人で水を飲みました。セックスの間に水を飲むなんて初めてですね。トロけた感覚が、現実へと少し引き戻されました。途中で水を飲むなんてこと、今までのセックスには考えられないことですが、スローセックスではあり得るんですね。

今度は先ほどと同じように、対面上体立位から始まりましたが、先生は今度は私の身体をいろんな方向から突いてくれました。先生のペニスの挿入角度によって膣の中の当たる角度が変っていくのが、はっきりと分かりました。松葉くずしとか言うのも初めての体験でした。松葉くずしされながら、乳首を弄ばれたのには、参りました。降参でした。彼にはぜひこの体位を覚えてもらおうと思いました。先生は、くるくると身体を回転させながら、横からも後ろからもずっと交接を楽しんでいます。バックだけでもいろいろと種類があるんですね。そして、ペニスの動かし方も激しい動き、優しい動きと多くのバリエーションを感じました。

心ゆくまで交接を楽しんだ後、最後は正常位の状態から先生がフィニッシュ。「うわぁぁぁぁぁぁぁ……。」と先生が凄い声を出してイク姿には、男らしさを感じました。スローセックスのクライマックスの瞬間。ベッドインからフィニッシュまで、3時間位経っていました。私は十分に満ち足りた気分で、先生の腕枕で眠りに落ちました。

肌と肌で感じ合うセックス。それがスローセックスなのだと思います。それまで義務でしかなかった私のセックスの考え方を、先生は根本から覆し、私の身体を開花させてくれました。もしこれを読んだ貴方が、スローセックスに目覚めてくれれば、と願って止みません。どうぞ、ぜひスローセックスを習得し、彼女に確かめてみてください。そして聞いて頂きたいのです。自分の今までのセックスとスローセックスのどちらが好きか、と。私はスローセックスの虜になってしまいました。彼にスローセックスを提案してみることにします。セックスの悦びに気付かせてくれた先生には感謝の気持ちで一杯です。有難うございました。

PageTop