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小川万里 39

日付: 2020年11月18日

先生と会うお約束をしてから実際にお会いするまで、緊張と少しの罪悪感を感じて過ごしました。いくらモニターとはいえ、初めて会う、お付き合いするわけでもない男性と最後まで行くのですから、モラルの点から言ったら正直NGです。それでも私がモニターに応募したのは、先生のHPを拝見して先生の提唱するスローセックスにとても憧れたからです。この年齢にいたるまで、それなりに恋愛をして男性経験をして、それなりに感じる体だと思っていました。でも、先生によるスローセックスを体験した女性達のレポートを拝見して、私はまだ本当の喜びを知らないんだなと思いました。感じると言っても、常にイクわけではなく、そんな時は相手の男性に悪いと思って、途中でイクふりをしたりしていました。

HPで見たスローセックスはそんな事は必要なく、イク必要すらないなんて。私もセックスにおいてはイク事より、相手の男性と触れ合っていることの方を大切に思っていたので、まさに同感と感激しました。なので、モニター応募をまた始められた事をHPで知って、応募したのです。

約束の当日、緊張は最高潮です。スタッフの女性に迎えられて、オフィスのお部屋でお待ちしていると、先生がいらっしゃいました。HPなどでお顔は存じていましたが、写真よりさらにお優しい印象でした。満面の笑みで出てきてくださったからかもしれません。そして、とても背が高くて、姿勢が良くて立ち姿がステキでした。まずはカウンセリング。過去の男性との経験などを先生に聞かれるままにお答えしました。結構事細かにお話したので、緊張と恥ずかしいのとでおたおたになってしまって、先生まで笑ってらっしゃったのを覚えています。30分ほどでカウンセリングを終えて、タクシーで渋谷に移動しました。タクシーの中では趣味の話などしていただいて、少しずつ緊張はほぐれていきました。

ホテルに着くと、先生はまずお風呂にお湯を入れて、お湯がたまる間、バスタオルを用意してくださったり、歯ブラシとコップをセッティングしてくださったり、コーヒーを用意して下さったり。とてもお優しいんです。お風呂の準備ができると「5分後に入ってきてくださいね」と言ってお風呂へ。そういえば先生はタクシーの中からずっと鼻歌歌ってました。5分後にお風呂に入ると、先生はバスタブでお湯につかってすっかりリラックス。   私はまた緊張してきてしまって、体を隠すようにシャワーを浴びて、恐る恐るバスタブへ。どういう風に入ったらいいかわからずに聞いたら、自分の脚の間に後ろ向きに入るように言われ、その通りに体をお湯に沈めると、先生が後ろから抱きしめるように体を優しく撫でてくれて。これがあの「アダムタッチ」なんだと思いました。HPに書かれているように、触れるか触れないかのところで優しく円を書くように先生の指や、手のひらが私の肩から腕、わき腹や腰、太ももから脚を撫で回してくれます。同時に耳や首筋にも先生の柔らかい唇が。お湯の温かさと先生の柔らな指と唇で緊張していた体からはすっかり力が抜けてしまっていました。そして、先生のアダムタッチに私の体はとても感じてピクピクして。先生の指が私の乳首に触れると、こらえきれずに甘い声を上げてしまいました。優しく撫でられているだけなのに、体がとろけるように感じてしまいボーっとしていると、先生の指はいつのまにか私のクリトリスに触れていて。また甘い声をあげてしまうと、先生に「あれ、もう濡れてる…」と言われてしまいました。促されるままに、先生の方に向くと、優しくキスをしてくれて。本当に優しい、力の入っていない柔らかいキス。さっきまで緊張していたのがうそのように、心も体ももうとろけていました。先生のペニスはその時もう硬くなっていて、またがるように抱きついてキスをしていると、そのまま入ってしまいそうでした。そんな風に甘くとろけるようなバスタイムを過ごしてから、先生は先にベッドに。私に体を洗う時間を下さったのも、優しい気遣いだなと思いました。

体を洗ってお風呂から出ると、先生は既にベッドで私を待っていてくれました。腕枕をするように私を迎えてくれると、先生のアダムタッチは私の髪、顔、肩、腕、背中を優しくゆっくりと撫で回します。おでこや頬、耳、唇に柔らかいキスを続けながら。私は本当の恋人に甘えるように心も体もリラックスして、先生の指から感じる官能に身を任せていました。先生は時々アダムタッチに、ネイルタッチやスクラッチというちょっと刺激の強いタッチも入れたりします。それがうっとりしている時に的確な場所に入るのです。そして刺激されてまた深い官能に入っていくのです。先生に抱きかかえられるようにされると、先生の指は背中とお尻をアダムタッチで愛撫してくれました。そしてうつぶせにされ、先生はパウダーを私の脚から背中にふりかけて、つま先からふくらはぎ、背中へとまたアダムタッチの愛撫が続きます。先生の優しい指使いと、パウダーの甘い香りとで、さらにリラックスです。とろとろで宙を舞うような官能に浸っていると、先生の柔らかい舌が私のアナルを愛撫しはじめました。あまりされたことがなかったので、恥ずかしさに顔を枕にうずめていると、ぞくぞくとした感触が体に広がっていきました。でも恥ずかしさのほうが勝ってしまって、まだそれを気持ちいいと感じるまでには私の体は成熟していなかったみたいです。

仰向けにされると、またパウダーを体にふりかけ、先生の指は私のお腹から乳房へ。私の乳首はもう恥ずかしいほどに敏感に尖ってしまっていて、先生の指が乳首をさすったり、指先でくすぐるようにしたり、すごく気持ちよくて、乳首から体全体に快感が広がっていくようでした。先生の指使いはとてもいやらしくて、恥ずかしいけれど見入っちゃいました。先生の指がクリトリスに触れる頃にはもうすっかりそこは濡れてしまっていました。先生のクリトリスへのタッチはほんとうに柔らかくて優しかったです。今までの男性からは強く擦られることが多く、それでも感じる場所でしたが、あんなふうに小刻みに優しく柔らかく愛撫されると、まったく快感の質が違います。今までの男性の指使いがどれだけ力が入りすぎで、荒々しいものだったかがわかりました。先生に優しく、柔らかく、そしてじっくりと愛撫されると気持ちよさがゆっくりと深く深くなるようで、どこまで気持ちよくなるのか天井が見えない感じです。

そして先生の指が中に入ってきます。ゆっくりと中を確かめるように動いてそれだけでも気持ちがいいのに、先生はすぐに「ここがGスポット」とそのポイントを的確に刺激してきます。うっかりしたらおしっこか潮だかが出てきてしまいそうな、ものすごい快感でした。その後先生は「これがTスポット、で、またここがアダムG」と声をかけながら愛撫を続け、私は大きな声を出しながら、感じまくっていました。GとTはまったく違う感覚でした。Gはクリトリスに近いすごく気持ちいいポイント、Tはもっと深くてアナルの方に響くような感覚。私は個人的にはG派でした。

先生は、私の下半身を押さえ込むように脚の間に顔うずめてクンニをしてくれました。指の時と同じ、柔らかくて優しくて小刻みな先生の舌での愛撫。あんなに気持ちよかったクンニは今までにありません。クンニされる時は、膝を立てさせられる姿勢が多かったのですが、先生は私の脚を伸ばした状態で広げさせ、太ももを押さえるような姿勢でしてくれます。私はイク時、両脚が突っ張ってしまうので、その姿勢は私のイキやすい姿勢だったんです。先生の柔らかい舌での優しくエンドレスに続くようなクリトリスへの愛撫で、私は大きな声を出して何度もイッてしまいました。先生にも「何度もイケるいい体質だねぇ~」と言われ、嬉しいやら恥ずかしいやら。

先生の肩にもたれて、クンニにヘロヘロになっていると、先生の手に導かれて私の手が先生のペニスに触れました。先生のまねをして優しく指先で撫でているだけですぐにまた硬くなって、もっと気持ちよくなって欲しくなって、先生の乳首を舌で愛撫しながら指でペニスを撫で続けて。先生は感じるポイントに私の舌や指が触れると気持ち良さそうに声を出して、体を大きくピクッと反応させてくれるので、すごく嬉しかったです。お口でも先生のペニスを愛撫して、舌で亀頭を嘗め回したり、全体を口に含んで唇で擦ったり。私のつたない愛撫にも反応してくださって、男性でも女性でも相手が気持ちいいって事を表現すればするほど、嬉しくて、気持ちも高まるんだなと、だから感じるままに体をくねらせて、声を出すことは恥ずかしいけれど大切なんだなぁと思いました。

ついに先生と一つになりました。「痛くない?」と優しく聞いてくれながら、最初は上体立位でゆっくりと入ってきてくれました。もうとろとろになっていた私はそれだけで声を上げて感じてしまっていました。先生は私の脚をあちこちに動かして、繋がったままいろいろな体位に変化させます。そのたびに先生のペニスが当たるポイントが変わり、私はもうされるままでした。騎乗位は苦手と言ったら、先生が私の腰を持って「こうするんだよ」と教えてくれました。その通りにするとすごく気持ちよくて、自分で勝手に腰を振って先生のペニスを味わっていました。先生に「できるじゃない」って言われた時は恥ずかしかったです。

私が一番好きだった体位は対面座位。先生の首に両腕を巻きつけるようにして抱きついて、先生が私の腰を抱えるように支えてくれて、抱きしめられてる安心感なのか、すごく深いところで官能を感じたように思います。一度私から離れると、先生は私を洗面台に手をつかせて後ろから入ってきました。そして目の前には鏡が、先生に「こんな顔して感じてるんだよ、見てごらん」と言われて、恥ずかしくてあんまり見られなかったけど、チラッと見ると私の顔が真っ赤で、その後ろで先生が私を鏡越しに見ていました。その後、私を壁に手をつかせて、またバックから。その姿も鏡に映る場所でそのシチュエーションの恥ずかしさと、初めての立ったままのバックがとても気持ちよくて、私は叫ぶように声を上げてしまっていました。先生に「いつもこんな大きな声を出すの?」と聞かれても、首を横に振るのが精一杯でした。

ベッドに倒れこんでしまった私に先生はまたあの柔らかい、優しいクンニを。そのクンニで何度かまたイッてしまった私は、先生の腕枕で少し眠ってしまいました。先生も少し眠っていました。どちらからともなく目が覚めると、先生の指は私の肩や背中、二の腕を優しくアダムタッチしてくれました。そうなんです。先生の手はいつも私の体のどこかを優しく撫でてくれているんです。この幸福感はなかなかないなぁと幸せに浸ってると、先生の指がまた私の乳首に。また感じ始めてしまった私も先生のペニスに手を伸ばして握りました。そうすると先生は私の手のひらにアダムオイルを垂らしてくれて。ものすごく滑らかな感触で、先生のペニスをマッサージする私の手の動きもとてもスムーズになって、先生も気持ちいいと言ってくれました。あのオイルがあるとつるつると気持ちいい感触が続いて、マッサージする私の方まで楽しくなりました。

先生の手がまた私のクリトリスに伸び、再びあの優しくて柔らかい愛撫が始まると、今回は私から先生に「入れて…」とおねだりしてしましました。「何を…? 言ってごらん」と聞かれ、何度か躊躇しましたが、最後には「先生のおちんちん」と声に出して。先生に言われるまま、先生にまたがってまた騎乗位で繋がりました。さっきよりもずっと感じるようで、自分でいやらしく腰をくねらせしまいました。そして先生に強く抱きしめられるように正常位になり、先生はフィニッシュへ。先生がイク時はとても大きな声が出ます。それだけ気持ちいいと思ってくれているんだなぁと朦朧としながらも勝手に自己満足していました。

先生がシャワーを浴びている間も、私はベッドから起き上がれず、余韻に浸ってとろとろしていました。シャワーから出てきた先生は、そんな私をまたアダムダッチで全身撫でながら、「こんなきれいな体して…」と言ってくださいました。ほんとはそんなことないんですけど、優しく体を撫でられながら、そんな風に言ってもらえて、私はほんとうに今までにない幸福感に満たされていました。シャワーを浴びてもまだとろとろピクピクして、なかなか着替えられない私を先生は急かすわけでもなく、ゆっくりと待っていてくれて、一緒にホテルを出ました。

4時ごろホテルに入ったのに、出たのはもう8時近くでした。そんなに長い時間ホテルにいたなんて、自分でもビックリでした。先生とそのあと渋谷で一緒にお食事をしました。先生はお店に行く間も、ずっと私の肩、背中、わき腹、腰をアダムタッチしてくれました。後ろから歩いてくる人に見られてしまう恥ずかしさよりも、なんともいえない安心感が勝って、すごく気持ちよかったです。お店に入るとカウンターの席に並んで座り、そこでもアダムタッチ。「お肌がつるつるだね」と言われながら二の腕を撫でられ、その手の甲の側で乳首を洋服越しに撫でられ、鳥肌を立てて感じてしまい、ご飯を食べている時も太ももをアダムタッチで撫でられ、その指がショーツ越しにクリトリスに触れることも。恥ずかしいけれど、すごく感じてしまいました。でも、ちゃんと先生とたくさんお話もしました。 先生のスローセックスの詳しいお話や、先生以上に女性にモテモテだった先生のお父様のお話まで。どんな時でも先生は私に触れていていくれて、それがとても私に安心感と幸福感をもたらしてくれました。

地下鉄への帰り道はアダムウォークで。私の右手は先生の背中越しに先生の右手と繋がり、先生の左手は私の太ももへ… 歩きながらでもスキンシップしてくれるんです。駅のホームで別れる時に、周りに人がいるのも気にせず、私を優しくハグしてキスをしてくれました。電車に乗って見えなくなるまで先生は笑顔でいてくださいました。

長々と、まとまらない感じで書き綴ってしまいました。先生との一日、先生のアダムタッチ&テクニックで私の体は今までにない性的な官能にひたり、快感を感じました。でも、それ以上に私が感動したのは先生の優しさです。常に触れられていることがこんなに幸せで安心なんだという事を教えていただきました。ベッドの上ではお互いを優しく、心からリラックスさせて、官能を味わうことのすばらしさを感じあって、そしてそのセックスの快感はベッドの上だけでなくて、普段の生活でのスキンシップや優しさを感じることでより深く、強くなる。それがスローセックスなんですね先生。ほんとうにどうもありがとうございました。

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