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早川瞳 40 1

日付: 2020年11月18日

わたしは小説を書いているのですが、セックス描写にとても悩んでいた時期がありました。官能小説をいくつか読んで研究したけれど、どうもわたしが表現したいものと違う。キスして、おっぱいをさわって、あそこをさわって、女にフェラチオをさせて、挿入して、同時にイク。経験上、同時にイクことはなかったので、必ず同時にイク小説なんてちっともリアルに感じない。男本位のセックス描写にため息ばかりついていました。

そんなとき、アダムさんの『スローセックス実践入門』を読んで「これだ、わたしが表現したい官能の世界はこれだ!」と、ひらめきに似た感動を覚えました。そうなると、いてもたってもいられない。アダムタッチってどんな感じ。アダムG、そしてTスポットってどこ。本当に3時間でも4時間でもそれ以上でもセックスしてて楽しいの。どんな快感が待っているの。実際に体験してみないと気が済まなくなって、モニターに応募しました。こんなに胸がざわついたのは初めて。素早い行動力に自分がいちばん驚いています。

不思議なことに、アダムさんにお会いすると自然にわたしも笑顔になって楽しくなる。とても美しくて前向きで温かい波動を出していらっしゃるので、アダムさんの前で裸になることも、セックスについて話すことも、恥ずかしいと思ったことはありません。むしろ、女に生まれて良かったと思わせてくれるし、安心してすべてをさらけ出せる。実際のアダムさんは、本で読んだ印象通り。それ以上に誠実な方だと思いました。男の勝手な思い込みで気持ち良くないセックスをさせられている女性をなんとか救いたい、という使命感を持っていらっしゃるようにお見受けしました。

最初にアダムタッチをしてもらったとき、くすぐったいような気持ちいいような感じのあと、カラダの奥からぐわーっと湧き上がってくる快感に襲われて、全身が溶けてしまいそうでした。演技じゃなくて本当に身をよじってしまうし声を漏らしてしまう。わたしってこんなに感じやすいんだ。感じてもいいんだ。今まで体験出来なかったなんてもったいない。全身をアダムタッチしてもらったあとは、じらすように肛門のまわりをさわったり、耳に息を吹きかけてくれたり。なかなかおっぱいとあそこにさわってくれません。だから逆に、さわられたときの悦びは100万倍。身をよじったり、カラダを反らしたりとカラダ全体で感じてしまいます。思えば今までのセックスは、おっぱいをさわられたときはおっぱいだけ、あそこをさわられたときはあそこだけ感じていました。

Gスポットにさわられたのも生まれて初めてでした。おしっこがしたくなるような感覚から、だんだん震えが止まらないくらいの気持ち良さに変わっていく。自分のカラダにそんな部分があるなんて、これも新発見。

わたしが好きなのはクンニ。アダムさんはクリトリスを一点集中でずっと舐めてくださいます。最初は早くイカなきゃ申し訳ないなと思って焦りましたが、途中から、わたしをイカそうなんて思っていなくて、ただただわたしが感じて悶えているのを楽しみながら舐めてくださっていることに気付いて、リラックスしながら波のように訪れる快感に身をゆだねることが出来ました。こんなにも根気強くクリトリスを舐めてくれた男性はこれまでにいません。10分でも20分でも30分でも1時間でも舐めてくれる。しだいにわたしのカラダは幽体離脱しちゃうんじゃないかというぐらいに宙に浮きそうになって、おしっこが漏れそうな感覚になって、気が遠くなりそうで、頭がおかしくなりそうで、きちがいみたいに絶叫して震えていきました。これがイクという感覚なんだな、ということも知りました。

挿入も楽しいひとときでした。まず、アダムさんがわたしで勃起してくださっていることに感激しました。ちゃんと女性として見てくれている。これはわたしに自信を持たせてくれることでもありました。挿入したまま体位を変えて、セックスのダンスを楽しむのも初めてのこと。挿入したまま今までしたことがない卑猥な格好をして楽しんだり、目が合うと笑いあったり、おしゃべりしたりと、互いに感じ合うひとときの幸福感。長い挿入って素敵。わたしは挿入で感じたことがなく、最初に書いたように男性と同時にイッたことがないので、膣では感じない女なんだと思い込んでいましたが、とんでもなかった。ちゃんと感じた。不感症ではなかった。うれしい。あそこがキュウとなる気持ち良さ、いてもたってもいられないもぞもぞした快感、2人で絶叫しながら同時にイッたときのあの強いエネルギーの重なりを今でもはっきり思い出すことが出来ます。

また、気のチカラで愛撫をしてもらったこともあるのですが、アダムさんのサイトの動画で見たとき「これはいくらなんでもないだろう」と思っていたのですが、本当でした。びっくりです。アダムさんは指一本わたしに触れていないのに、アダムタッチをされているような気持ち良さや、あそこが挿入されている感覚におそわれて、カラダが勝手に動いたりのけぞったり、腰をまわしたり。あれ以来、わたしのカラダはとても敏感になって、恋人にちょっとカラダをさわられるだけでものけぞって声を漏らしてしまうようになりました。

アダムセックスはお互いの性を認めあって、人として認めあって、お互いが平等で、愛のエネルギーを交換していく満たされた時間。これが本当のセックスで、すごくシンプルなことだと思う。時計を見ると午後8時半をまわっていた。たしか午後3時からはじめたはず。時間さえ許せばもっともっとセックスしていられそう。世界中の恋人たちや夫婦のセックスが、こんなにもエッチで素敵でいとおしかったらどんなにいいだろう。

恋人にもアダムセックスが出来るようになってほしいと思い、本をプレゼントしたり、わたしが主導権をにぎってセックスをしたり、いろいろ工夫して教えています。

最後に、アダムセックスが終わったあとは、前向きな気持ちになって、気がつくと軽い足取りで胸を張って風を切って歩いている自分がいます。すがすがしい気分だし、明日への活力にもなってる。こんな素晴らしいセックスをわたしもたくさんの人に伝えたいと思う。アダムさん、ありがとう!

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