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小賀久実 45 2

日付: 2020年11月18日

前回のモニター体験では、私の敏感な体質もあり感じ過ぎてしまい、愛撫では快感を感じてはいたものの、交接ではビリビリした痛みを感じるほどでした。そんな結果に終わりながらも、初めてのモニター体験が終わって以降、私の性感脳は確実に覚醒されていて正直とっても大変な状態でした(笑)。

このままこの状態を突き進んだら私は盛りのついた猫ちゃんのように、とんでもなくエッチになってしまい、もう普通の社会生活が送れなくなるのではとさえ感じ、モニター体験を続行するかどうかかなり迷いました。でも、他でもないセックスセラピストのアダム先生とのセックスが「感じ過ぎて痛かった」という感想の最後で終わらせたくないという思いもあり、あらかじめ前回の状態をアダム先生にお伝えした上で、ペース配分を調整してみてくださるとのことだったので2回目のモニター体験をすることにしました。

振りかえって考えてみると、前回はとにかく緊張が大きかったと思います。自分でモニターとしてスローセックスを体験してみたいと思った上での行動であっても、やはりその日会ったばかりの男性とカウンセリング以外大した会話もすることなくホテルに向かい事に及ぶのですから、いったいこれからするセックスにどういう気持ちで向き合えばいいのか混乱したままその日1日が終わったという感じでした。考え様によっては、こんな体験は後にも先に無いであろうことだけに貴重な出来事だったのかもしれません(笑)。

そういう意味で今回は2度目という事でもう余計な緊張感はありませんでした。1ケ月近くあった間に性欲や感情の様々な移り変わりを体験し、2回目のモニターが近づく頃には今回のモニター体験に対する自分なりのテーマが自然に決まっていました。それは「自分を抑えず、ありのままの自分を表現する」ということです。

これまではセックスでは、どうしても相手の男性の反応を気にしてしまい本当の自分をさらけ出すことができない私がいました。もういい加減自分を解放したい。きっとその方が更にいい方向に向かえるという確信があるのに、二の足を踏んでしまいそこを越えられない自分がいたのです。それができなかった理由には、私が勇気を出せなかったこと以外に、これまでにセックスした男性の力量や感性の違い、セックスに対して求めている世界の違いを最初のセックスで既に感じてしまっていることもありました。この人にそこまで求めてもたぶん無理だろうという半ば諦めの境地。もしも本当の私を表現したら感覚的に太刀打ちできないと引かれてしまうのがオチだろうと感じていたのです。

でもこのままいけば、もう誰にも本当の自分を表現できずに、私らしく生きるためにもう不必要となった枠を手放せないままに終わってしまうのではないだろうか。そういう想いもあり、もうこれが最後になるかもしれない2回目のモニター体験を前に、とにかくアダム先生の前では快感に対する反応やこうしたいという自分の気持ちも含め、全てをオープンにするという事を今回のテーマにしました。こうやって自分なりにテーマを作ってことに向き合うとワクワクしてくる自分がいて、そういう自分がまた可愛く思えたりするから不思議です(笑)。

当日、アダム先生と渋谷で待ち合わせしてホテルに向かいました。1ケ月ぶりにお会いしたアダム先生の印象はやはりとってもダンディーで、それでいて少年のようにお茶目なところがとってもキュートな方です。日頃様々な世界の素敵な方とお会いして常々感じていることですが、本当に魅力的な大人は、男性も女性もそのときのシチュエーションや自分の気持ちによって、瞬時に分別のある大人の世界と一般的概念を取り払った自由な子供の世界を行き来できる人だとなぁと感じていて、私自身もそれを目標としています。そういう意味でアダム先生はすばらしいバランスをお持ちの男性だと感じました。

ホテルの部屋に入り、少しお話をしてから服を着たままベッドでの愛戯が始まりました。前回の愛戯はお風呂に一緒に入るところからだったので、今回の方がより自然で興奮しました。アダム先生のキスは本当に気持ち良くて、もうそれだけでとろけて身体がすごい勢いで反応しいているのを感じました。服の上から全身を愛撫されているだけで感じてしまい、この瞬間にすべてを委ねたいと気持ちが湧き上がってきます。アダム先生が服を着たまた私に覆い被さり堅くなった股間を押し当てて腰を動かしてこられたとき、裸のときとはまた違った感覚を感じてとても興奮しました。本当だったらぜったいに嫌なことですが、ある種痴漢に遭っているような感覚です。お互いに脱がし合いながら、先生の手がショーツに触れるころには自分でも信じられないほど濡れてしまっていて、先生の「すごい濡れているよー」と言われてしまったほどです。

裸になってアダムタッチの愛戯が始まる頃には、全身が性感帯の状態でスクラッチやスウィートバイトをされる度に、喘ぎ声とともに身体が仰け反り、快感の世界へどんどんおちていく感じでした。アダム先生のモニター体験をするまで、軽く引っかかれたり噛まれるなんて経験がなくて気づかなかったのですが、私はこれが物凄く感じるようで交接とはまた違った最高の快感で思わず「もっとして!」と言いたくなるくらいでした。

指でのクリトリスの刺激は、前回以上にソフトにしてくださったおかげで更に気持ち良くて、気づいたら自分から先生の指の動きに合わせて腰を動かしている自分がいて驚きました。そうしようと思うのではなく勝手に身体が反応して腰を振ったり仰け反ったり、自分の身体でありながら自分の身体でないような不思議な感覚です。バスルーム向かうのもこれからで、すべては始まったばかりなのに快感が頂点に達した状態でした。

アダム先生がいたずらっぽい表情で「まだまだこれからだよ」と言われ、前回同様私にこれ以上の昇りつめる余地があるのかしらと思ったぐらいです。そのまましばらく愛戯は続いたのですが、あまりにもの快感に既に記憶が抜け落ちている状態です。はっきり覚えているのは、まだ序章に過ぎない状態で気づいたら凄い喘ぎ声を出している自分がいたことでした。

バスルームに移り、先生が私の身体を洗ってくださいました。足先まで洗ってくださりちょっとしたお姫さま気分。私も先生の身体を洗わせてもらったあと、バスタブに手を着き、後ろからアナルを優しく愛撫してくださいました。まだ発展途上の場所ですが、前回より自然に一種異様な快感に身を任せられた感じでした。バスタブでの背後からの愛撫は前回動揺に本当に心地よいものでした。前と違い緊張がない分、自分を解放した状態で感じることができて、先生の「セックスって楽しいでしょ!」という言葉に心底そう感じられている自分がいました。まるで遊園地で子供が無邪気にじゃれあって遊んでいるような感覚です。私をバスタブに座らせて足を開いてクンニしてくださった時は、もうどうにかなりそうなぐらい感じてしまい、恥ずかしいくらい大きな私の喘ぎ声がバスルームに響き渡っていました。このまま死んでしまのでは思ってしまうぐらいで、先生に「もし死んじゃったらおんぶして連れ出てね」と思わず言ってしまったほどです。  快感で動けず朦朧とする私から離れ、バスタブの中からカメラのシャッターを押すフリをして羞恥心を煽らるアダム先生に、また興奮してしまいこの先私はどうなってしまうのだろうと思いました。

ベッドに戻り、前戯の続きが始まりました。というか、もう私は前戯どころじゃなく、既に何度も快感の頂点に達していて、フィニッシュに近いくらいのイキ疲れ(全身の脱力感)を感じていて既にフラフラ状態。その状態からまるで1からスタートするくらいのアダム先生の丁寧かつ執拗な愛撫が続くのですから、もうどうにでもしてください…という状態でした。でもそんな投げやりな境地でいられるのはほんの束の間のこと。全身のアダムタッチの愛撫、クンニ。身体が海老反りの状態であまりにもの快感に奇声に近い声が止まりません。まるで終わりのない絶叫マシンに乗ってしまった感覚です。それだけにアダム先生が私にどうしてくださっていたのかほとんど記憶がありません。なぜなら絶叫状態で天国に昇ってしまっていたのですから(笑)。

昇天の状態から少し回復し、今度は私が先生を愛撫させてもらいました。いきなりジョイバーを口で愛撫していいのかなと思って聞いて見たら、お尻を噛んでとリクエストしてくださったのでそこからスタートしました。アダム先生のお尻は引き締まっていてとってもキュート。どうしたらいいかわからないながらも自分の感覚でキスをしたり舐めたりしながら、ときどきカプっと噛みついて楽しんでいました。先生の愛撫しながら私が楽しんじゃっている。これでいいのでしょうか(笑)。お尻を愛撫していたらアナルを攻めたい衝動にかられ、睾丸からアナルに続くラインを舌で舐めあげながら少し焦らしつつアナルへ向かいました。アナルを舐めた瞬間、アダム先生の感じている声が漏れて、それがまた快感で興奮してきてしまいました。自分がMっぽくなって攻められている状態にとても感じてしまう私ですが、立場を変えて男性を攻めて官能する姿をみるのも最高に興奮してしまうのです。

次ぎは仰向けになっていただいて極上のキスを楽しみました。もうこれだけでもいいかもと思ってしまうぐら、互いの唇と舌の優しい触れ合いで、肉体の感覚のない魂の触れ合う喜びの世界へと飛び立っていけます。キスをすればするほど、どんどん高みに上がり止められない状態にハマっていってしまうのです。アダム先生となら一時間キスだけの状態を続けることも可能かもと思ってしまった私です。

先生のリクエストに応えて乳首を舐めな少し強めに噛みました。痛さと快感のスレスレの感覚に声を漏らしながら感じている先生の姿とてもセクシーで、私もまたそれに感じてジョイフラワーから滴ってきているものを太股に感じていました。脇からわき腹、お腹、そしてそけい部に向かって唇での愛撫を続け、あえてジョイバーをスルーして太股から睾丸へ愛撫。そしてフェラチオに入りました。頭が真っ白の状態で、先生のジョイバーを愛撫することだけに没頭しているその状態が快感でした。そして「もっとどうしてほしいですか?」と訊ねてみたら、交接しない状態でジョイバーをジョイフラワーで愛撫して欲しいといのことだったので、その通りしてみました。唇で愛撫する変わりにジョイフラワーで愛撫してみると、交接とはまったく違った快感があり、キスのように優しく触れ合う感覚を楽しむようにジョイバーの上を前後するだけで、なんとも言えない快感を感じました。キスと同じでいつまででも、このままの状態を楽しいでいられる感じです。アダム先生も私のジョイフラワーの移動に合わせて感じて身体を震わせておられたのが嬉しかったです。ジョイバーの根元から始まり先端まで移動し、挿入するギリギリの状態でまた下へ移動していく感覚は、最高にエロティックで私の求めてきたセックスの世界に重なるものでした。二つの生命体が一つになって性エネルギーと官能を交流する喜びの究極の状態という感じでした。あまりにもの快感に思わず先生がイキそうになったところで体制交代。

またアダム先生のエッチで執拗な攻めが始まりました。感じ過ぎて発狂しそうな快感のクンニが続き、もうダメと思っても足はしっかり先生の腕で固定されたまま舌の愛撫は続きます。舌先でバイブレーションをされたときにはもう我慢の限界。思わず降参してしまいました。そして、指でのGスポット・AGスポット・Tスポットの愛撫のときには、あまりにもの快感にギャーギャー声を出てしまいジェットコースターに乗っているような状態で細かな記憶がありません(笑)。あのまま更に続けばたぶん潮吹きしちゃってたと思います。

そしてやっとジョイバーの挿入。ジャンクセックスに例えるなら、もうこの時点いったい何回目の交接かなというくらい官能に満たされた身体の状態です。横向け上体立位から股交差即位へ続き、前回私が交接に痛みを感じたこともあって先生は細やかに痛みがないか気遣ってくださいました。私自身もそれが一番心配だったのですが、今回は痛みもなく交接の快感を楽しむことができました。ただ、これまでのジャンクセックスとは違い、ピストン運動されるたびに快感が脳天まで突き抜けて、全身が感応して廊下まで聞こえているのではと思うぐらいの声で叫び続けている忘我の自分に、私はどうなっちゃうんだろうという心境でした。交接しながら絶妙なタイミングで入るアダム先生のスクラッチやスウィートバイトの快感にさらに仰け反り、なりふりかまわずただ快感を貪っていました。

対面上体立位から対面座位に移り、キスを楽しみながら気づいたら腰を動かし交接の快感を積極的に味わっていました。そのまま対面騎乗位に移り、先ほどの愛撫と同じように私があえてゆっくりとしたピストン運動にして、ジョイバーとジョイフラワーが触れ合う感覚をじっくり楽しみました。トイレスタイルになり同じように浅く腰を浮かした状態からゆっくり深く腰を下ろしながら繊細な快感を堪能する感覚は、通常の交接の激しいピストンの動きとはまた違った極上の快感を一つになって全身で体感できます。官能に浸りながら「私はこういう楽しみ方が好きなんです」とありのままの気持ちを伝えると、アダム先生もこれまでにない快感を感じてくださっていたみたいでとても嬉しかったです。こういうセックスは、知性・感性・体の相性が揃わないと体感できないもので、なかなか普通の男性とでは実現しません。まさしく全脳状態で感じる快感であり、肉体を越えた魂の触れ合う喜びです。

今度は場所を洗面台に移し、鏡の前で後背位で交接。エロティックに悶える自分の姿と背後から攻めるアダム先生の姿に興奮しました。快感に果てて、また昇りつめて頂点で果てる。その状態が延々と続きました。洗面台に座った状態で抱き合いながら対面交接、そのまま体制を逆にした状態での交接。このころには羞恥心の欠片もなく、まるで獣のように腰を動かし官能の世界に没頭していました。そして初めてのオイルを使ったアナルへの指の挿入を体験しました。未知の快感の世界に言葉で言い表し様がないのですが、これまでに感じたことのない快感があり、その後交接した状態でアナルに指を挿入されたときには何が何かわからない頭が真っ白な状態でした。ちょっと癖になりそうです(笑)。

服の上からの愛撫に始まり、ここまで来て私の身体は快感に貪欲な状態にシフトしていて、アダム先生の「そろそろイっていい?」という言葉に「もう少しした~~い!」とおねだりまでしてしまったほどです。

抱き合いながらベッドに戻り、体位を変えながら暫く交接を楽しんだ後フィニッシュへ。私の身体は全身がまるで楽器になったような状態で大声をあげて昇りつめ、アダム先生の雄叫びと共にスパイラル状に頂点に達して同時に果てました。アダム先生の雄叫びが前回に増して凄くて、その声の波動に私も一緒に引き上げられた状態でフィニッシュを迎えられて感動的でした。あまりに叫び過ぎて後で喉の調子がおかしくなったほどです。

きっとあの瞬間を写真に撮っていたら物凄いオーブが映っているのではとふと感じました。すべてのエネルギーを使い果たして空間いっぱいに官能の喜びが満たされる中、明かりを消して先生に腕枕していただき眠りました。束の間の眠りの中フロントからのコールに目覚めた時には既に4時間が経過していて、死にそうと言いながら最後までいけた自分にビックリです。

今回のモニター体験は、私が理想とするセックスを初めて体験できた貴重な機会となりました。
この感覚と感性を理解し合えるパートナーとはそうそう出会えるものではないと思いますが、私自身が自分をオープンに出来たこと、そしてそれをアダム先生が受け入れてくださったことが何よりも大きな前進に繋がったように思います。セックスで互いをさらけ出して楽しめるようになれれば、他の事に対する枠も自然に外れていき、更に自分らしい人生を楽しんでいけるように感じています。

アダム先生、貴重な体験と最高に楽しい1日をありがとうございました。いつも精神誠意のお気持ちで尽くしてくださる先生に心より感謝いたします。

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