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刈屋さんと初めて会った日のことは、今でもよく覚えている。銀座7丁目のあるクラブに入店してまもなくのころだった。勢いよくドアが開き、けたたましい女性たちの笑い声とともに、どやどやと『ご一行様』が到着した。「遅かったじゃないよー!!」というマスターの声がはずんでいる。

もうあと10分程で0時になる。私はそろそろ上がりの時間だ。“ホステスご一行様”を引き連れているのはこの店の常連さんらしく、黒い革のコートがよく似合う、いかにもプロのホステスにモテそうな風貌の男性だ。40代半ばだろうか。スラリと背が高く、ちょと悪ぶった雑な口のきき方が、少し前にテレビで見た『懐かしの映画特集』に出ていた若き日の宍戸錠とダブって、おかしかった。

マスターがカウンターでグラスや氷を用意している間、私はその席に着かされた。「いらっしゃいませ」と言って座ったが、だれ一人私に見向きもせず、4人のホステス達は、宍戸錠にちょっかいをだしていた。もうひとり、連れの口うるさい感じの50代の男性が、となりに座った花柄ドレスのホステスに一生懸命に話しかけているのだが、一向に相手にされず、そのホステスの目線も宍戸錠に釘づけになっていた。

まだグラスの用意も出来ていないので、私はやることもなく、ただじっとその光景を見ていた。もうみんなかなりの量を飲んでいるのだろう、赤や栗色のセットした髪からだらしなくおくれ毛がはみ出していた。ピンクのドレスが宍戸錠に抱きつくと、反対側に座っている白いドレスがひっぱり返して、唇にキスした。すると、花柄のドレスと黒のスパンコールが黄色い声で何か叫んでいた。なんだか6人ともブンブン揺れていて、もうぐちゃぐちゃで、見ている私のほうが酔いそうだった。

すると、7つのグラスと氷を持ってきたマスターが座り、私は「もういいよ。」と言われて帰された。私が席を立っても、だれひとり気にも留めなかった。マスターは嬉しそうに自分の酒も作り、さっそく花柄ドレスとしゃべり始めた。

店を出ると、外はかなり冷えている。それはそうか・・・1月の終わり、今が一番寒い頃なのだから。2月のあたまには、雪が降った。この冬は雪が多く、今年にはいってから3回目の雪だ。マスターは店を開けるのを迷った。過去2回の雪は、降り始めは勢いがよかったが、結局積もらずに止んでしまったので、今回もそのパターンだろうと読んで、店を開けた。ところが21時を過ぎたあたりから、ずんずんと積もりはじめたので、マスターはあわてて女の子たちを帰しはじめた。

お客様もひとりも来ず、今日はこのまま店じまいかと思われた。私も帰り支度をしようと立ち上がると、例の宍戸錠がこのあいだの口やかましい50代と一緒に店に入ってきた。
さすがにこの雪なので、マスターも断って店を閉めるだろうと思っていると、嬉しそうに迎え入れた。どうやらマスターは、この人のことが特別に好きらしい。ケチで計算高いマスターのことだから、この人の支払いで、ずいぶんといろいろなところに飲みに連れて行ってもらっているのだろうということは、容易に想像できた。

マスターはボックス席に2人分セットし、古い女の子を2人席に着かせた。私は口紅を少し落とし、靴を履き替えて帰ろうとしたところ、残された女の子のひとりに呼び止められた。「Kちゃん、ご指名だって。私とチェンジ。」そう言うと、その子は控え室に入ってしまった。「・・・・指名??・・・私?何故・・・・」そんなはずはない、と思いながら席に着くと、宍戸錠がにこにこと笑いながらこちらを見ていた。

「Kちゃん、刈屋さんね。このあいだ席に着いたでしょ?」と、マスターが私に紹介した。宍戸錠は、刈屋英之という名前だった。「あの・・・指名って?」私が聞くと、マスターが答えた。「ああ、刈屋さんがね、このあいだ話しできなかったからって。」うそ!!私が席に着いたの覚えているなんて!!あんな状態で見ていたっていうの??「はじめまして。Kといいます。」乾杯をして一口すすったところで、となりに座るようにマスターから指示され、刈屋さんの左隣に座った。私は急に呼ばれて何を話していいのかわからず、黙って座っていた。刈屋さんも、最初に会ったときの雑な印象とは打って変って、落ち着いた雰囲気を漂わせていた。
・・・何かしゃべらなきゃ・・「あの、先週はかなり遅い時間にいらっしゃいましたよね?大体いつもあれくらいの時間なんですか?」我ながら、なんてつまらないことを聞いているんだろうと思っていると、刈屋さんは、それには答えず、思いがけないことを言い出した。「輝いてるよね、君。」「えっ??なんですか??」「キラキラしてるんだよ。なんだかさぁ・・・この前からずっと気になってた。」

はぁ~ん。こうやって口説くわけね、この人は。このあいだの白やピンクや花柄のドレスも、こうやって・・・私はちょっとおかしくなって、少しいじめてやりたくなった。
「私のこと気になってたって、刈屋さん、このあいだは一度も私のほう見てなかったじゃないですか~!!」と言って笑うと、「うぅうん、見てたよ。おまえは気がつかなかったかもしれないけど・・・淡いパープルのワンピース着てた。」と言って、じっと私の目を見つめた。

いつのまにか「君」が「おまえ」になっている。それに、確かにあの日は淡いパープルのワンピースを着ていた。あのドロドロでぐちゃぐちゃの状態で、いつ私を見ていたのだろう・・・?刈屋さんと私はしばらくの間、たあいない話しをして笑った。口うるさい50代は伊藤さんといい、うちの店のユリちゃんという女の子のファンらしく、隣に座らせて一生懸命に口説いていた。結局この日は雪がひどく積もったにもかかわらず残業になり、午前1時を回ったころ、マスターの知り合いの白タクで家に帰された。

その後、刈屋さんと伊藤さんは、1週間に1回のペースで店に顔を出すようになった。たまに『ホステスご一行様』を連れて遅い時間に来ることもあったが、それ以外の日は、必ず刈屋さんの席に呼ばれ、いつの間にか店が終わってから伊藤さん、ユリちゃんを交えて4人で食事をして帰るというのが習慣になってしまった。

食事が終わると、刈屋さんは必ずタクシーで家まで送ってくれた。刈屋さんの家と私の家とは銀座をはさんでちょうど反対側に位置している。私は夜だけの仕事だからよいが、昼間会社に勤めている人が、2時もとうに過ぎている今から、私の家を経由して帰るのは大変だろうと、いつも思っていた。

そして、このころから刈屋さんは私と付き合いたいと言うようになった。私をタクシーで送るたびに、店で私が刈屋さんの席に着くたびに、彼は私を口説き続けた。何ヶ月かのあいだ、私は刈屋さんの申し出をはぐらかしていた。彼が嫌いなわけではなかったが、どうも刈屋さんのような『いかにも遊んでます』風の人は苦手なのだ。それに、口説き落とされてゲームの一駒のように扱われるのもいやだった。「私はあのピンクや白いドレスとは違う。」というプライドだけは持っているつもりだ。

ある日、刈屋さんがよく連れてくるホステス軍団のうちの一人が、深夜に酔っ払ってふらりと店に入ってきた。「カーリーいる?」 そのホステスは入ってくるなりマスターに尋ねた。刈屋さんは、このひとたちの間では『カーリー』と呼ばれているらしい。
「いや、今日はまだ来てないよ。」マスターが答えると、彼女はマスターをとなりに座らせて話しはじめた。そのときに聞こえてきた話と、後日マスターが他のホステスに話していた内容をつなぎ合わせると、刈屋さんの人間像がだんだん見えてきた。

刈屋さんと付き合いの長いマスターの話しでは、追いかけているのはむしろ彼女たちのほうで、刈屋さんは結婚はしているが、昔から浮いた話しひとつなく、奥様以外に彼女がいるという噂も聞いたことがない、ということだ。私は『人は見かけによらないもの』と、ちょっと驚いた。

そのことを知ってから、私の刈屋さんを見る目は少し変わった。彼は私を7ヶ月のあいだ口説き続けた。さすがに7ヶ月も好きだと言われ続けていると、だんだんその気になってくるから不思議だ。

ある日、店が終わってから初めて二人だけで食事に行き、そのまま自然にホテルに入った。部屋に入ると、座る暇もなく刈屋さんは上着を脱ぎ、私のスーツのボタンをはずし、後ろからスルリと脱がした。ソファにパサッと上着を置くと、後ろから抱きしめてきた。
「ずっとこうしたかった・・・・」そう言いながら、彼はしばらくの間じっと私のウエストのあたりを抱いていた。手のひらの温かさが心地よかった。初めての人に抱きしめられると、やはり少し緊張する。彼はくるりと私の向きを変え、長い長いキスをし、そこから自然にセックスに入っていった。

私は先にシャワーを浴びたいとお願いしたが、刈屋さんはそのまま私を裸にして愛撫した。正直言って、刈屋さんの最初のセックスはほとんど印象がない。今まで付き合ってきた男性の平均的なセックスだったような気がする。大して気持ちがよかったわけでもなく、取り立てて不満だったわけでもない。

セックスが終わった後、刈屋さんは、自分のペニスのことについて、私に聞いてきた。
刈屋さんいわく、「自分のペニスは流線型で、カリの部分が細いので、私が満足しなかったんじゃないか・・・・」というのだ。どうやら彼は、ペニスの形にコンプレックスを持っているらしかった。私は、「そんなことないよ、気持ちよかったよ」と一言答えて、しばらくのあいだうとうとと眠った。

その日から、刈屋さんはしばらく店に顔を出さなかった。マスターは何度か刈屋さんに電話したが、刈屋さんから電話がかかってくることはなかった。「もしかしたら、ホテルで私、あの人を怒らせるようなことをしたのだろうか」と気になったが、どんなに注意深く思い出してみても、思い当たるふしはなかった。

私達がはじめてのデートをして1ヶ月が過ぎた頃、ようやく刈屋さんは店に現れた。マスターは跳び上がるようにして彼を出迎え、嬉しそうにカウンターにグラスをセットした。その日は金曜日で、店もあと1時間ほどで閉店になる。マスターは刈屋さんの側をひと時もはなれず、遊びに連れていけとしつこくねだった。刈屋さんは「明日出張だから」と、マスターの誘いを軽く断った。

私は別の指名がはいっており、その日は刈屋さんの席には着けずに終わった。帰りに、先日のお礼だけでも言おうと思って彼に近づくと、「資生堂の角で待ってて」と、私に耳打ちした。それから20分以上待たされ、もう帰ろうかと思っているところに彼はやってきた。「ごめんごめん!!剛のヤツがしつこくってさ・・・・」そういって笑ったが、私が店を出たあとに、例のホステス軍団にみつかり、彼女達を撒くのに苦労したらしい。私達は軽く食事をすませると、ホテルに行きたいという刈屋さんの言うまま、タクシーに乗った。

部屋に入ると、くつろぐ間もなく彼は私のスーツを脱がしはじめた。自分も上着を脱ぐと、私を抱き寄せ、軽くキスした。なんだかいつもより刈屋さんの表情が明るく、テンションも高い。私は「何かいいことがあったの?」と聞くと、「今日はお前を驚かすことがあるんだ。」と言ってクスリと笑った。妙に少年っぽい笑顔である。「なに?」「今にわかるよ・・・・」

彼は私を思い切り抱き締めると、唇にキスの嵐を降らせた。私は身動きがとれず、彼にされるがままになっていたが、その束縛感が妙に私を興奮させて、キスをされるたびに子宮のあたりから熱いものが流れて出てくるのがわかった。

刈屋さんは、キスをしながら、さらに私のブラウスのボタンをはずそうとしたが、指づかいのぎこちなさが胸のあたりに伝わってきたので、私も指を添え、彼の動作を手伝った。ブラジャーだけになると、うまくホックをはずし、肩ひもをはずしてポンとソファーに放った。私も彼のベルトをはずし、ズボンを脱がせ、スカートをすべり落とした。刈屋さんはシャツを脱ぎ捨て、私を全裸にすると、そのままベッドに寝かせた。

すぐに彼は私の首筋を上下に撫でるように2,3度舌を這わせ、乳首を舌でころがした。私は感じて少し声を漏らしながら、彼のペニスに手をのばした。彼はまだトランクスをはいている。私はトランクスの中に指を這わせると、そこにはほとんど完全に勃起した刈屋さんのペニスがあった。私は愛撫されながら彼のペニスを握った。と、そのとき、私は思いもよらない形状の物体を握ってしまったのだ!!

「なに??これ??・・・・」私は乳首を舐められていた心地よさから我に返った。「どう?・・・気に入った?」刈屋さんはまた少年っぽい笑みを浮かべて、得意そうにまっすぐに私の目を見た。私は、一瞬、いやな予感に固まってしまった。「なんなの??この得体のしれない物体は・・・」と、・・・恐る恐るトランクスをはずした。私は、目の前に横たわる『出来損ないのゴーヤ』みたいなペニスを目の当たりにし、軽いめまいを感じた。

私は呆気にとられて声もでなかったが、咄嗟に何か言わなければいけないような気がして口を開いた。「なに・・・・どうしたの??・・・この・・・・」と言いかけると、「お前のために入れてきたんだよ。すごいだろ??」と、刈屋さんは嬉しそうに笑った。

確かにすごい!!こんなペニスは見たことがない。こんな醜い・・・・カリのすぐ下から根元のほうまで、丸いいぼいぼが12個はあるだろうか・・・私も『すごい』と思ったが、たぶん刈屋さんが言うところの『すごい』とは正反対の意味だろう。

『ヤクザはアソコに真珠を入れている』という話しをよく聞くが、それだって、本当のところはわからない。大体それが本当だとして、ヤクザの女はこんなものをホントに有難がるのか。こんなゴツゴツしたものを入れて気持ちがいいと思うのは、よっぽどマニアックな女か、感覚の鈍い女だろうと以前から思っていた私は、この目の前の光景が信じられなかった。

「なんでこんなことしたの??私、前のままのほうがよかったよ。」こんなことを言うと、彼を傷つけるかもしれない、でもこんなものを入れて体にいいわけがない。だから、一刻もはやく取り除いてきてほしかった。「おまえが不満そうだったから・・・・これからはきっと良くなるよ。」「私、不満だなんて言ってないでしょ??なんでそう思うの??」「うぅうん、そうは言ってもおまえは不満だったはずだよ。顔見ればわかるもん。」

確かにこのあいだのセックスは満足だったわけではない。でも何故それがこんな極端な結論になるんだ??・・・と、そのとき、先日の会話が蘇ってきた。

そういえば、はじめてのセックスのあと、彼は自分のペニスの形状を気にしていたっけ・・・カリが細いからとか何とか・・・あのとき私は「そんなことないよ、気持ちよかったよ。」と軽く流してしまったが、それが不満だったと思わせてしまったのか・・??
あのとき、もっと大げさに褒めちぎっていればよかったのか・・・・??

この人のセックスが気持ちよくなかったのは、ただ単にテクニックが幼いというだけなのだ。そのテクニックこそが問題であるはずなのに、この人は自分のペニスの形状のせいにしてしまったのである。

「今日からこれを入れてやるよ。きっとすごくいいぞ!!」彼は勢い良く私の両腕をつかみ、左右に開くと、犯すように愛撫した。彼の舌がおへそから恥骨に降りてくると、腿を大きく開き、むしゃぶりつくようにクンニをはじめた。

クリトリスを舐めながら膣の中に指を2本、ねじ込むように入れられたときには、少し痛みが走った。もう『出来損ないのゴーヤ』ですっかり冷めてしまった私は、セックスの気分ではなかった。

しばらく私の股間を愛撫すると、彼は横たわる私の口にペニスを入れてきた。そのまま69の形でお互いの性器を舐めあったが、やはりこのゴツゴツとしたペニスの舌触りに馴染めず、フェラチオにも気が入らない。でも、そんな私の気持ちとは裏腹に、ゴーヤはみるみる大きくなっていった。

「いい??入れるよ。」私は大きく足を開かれた。刈屋さんはペニスの先で2,3度小陰唇をなぞるようにして濡れているのを確かめると、勢いよくドンと突いてきた。膣の中に激痛が走った!!「痛い!!痛い!!もう少しゆっくり入れて!!」私は叫んだ。刈屋さんは「あ、ごめん・・・」と言いながら、もう1度入れなおして、しばらくじっとしていた。「どう?」

少し腰を動かしながら彼は私の反応を待った。少し形が膣に馴染んできたが、やはりゴツゴツとしたペニスの感触は、お世辞にも気持ちいいとは言えなかった。彼が腰を動かすたびに、膣壁にゴリゴリと当たる部分が特に痛いという以外、大した快感はなかった。むしろ、従来の膣壁とペニスの吸い付くような密着感がないぶん、快感や満足度も低かった。

刈屋さんは最初の日のセックスよりも、荒っぽく腰を使った。ピストンするたびにパンパンという音をさせた。ペニスにこんなものを何個か入れるだけで、性格まで変わるのか・・・・。そのうち私は『あねさん』と呼ばれるようになるのではないか・・・・。なんて妙なことまで考えてしまった。

しばらくして、彼がペニスを抜くと、今度は四つんばいにさせられた。後ろからのゴーヤは特に痛かった。ペニスが深くグイグイと勢いよく入ってくるたびに、私はこの不自然な痛みをこらえなければならなかった。「あああ~~~!!!ううう・・ああ~~~!!」
私は痛くて声を荒げると、彼は私が感じていると勘違いしたのだろう、さらに腰を激しく振り、彼の体が私のお尻に当たるたびにパーン!!パーン!!と大きな音がした。「お願い・・・もう・・ダメ・・・・」もう、一刻もはやく抜いて、終わりにしたかった。「もうイッちゃったの?しょうがないなぁ・・・じゃあ、俺もイクよ。」大きな勘違いをした彼は再び正常位に戻すと、恐ろしい速さでピストンを繰り返した。
「あああああああ~~~~~~!!!!!」もうすぐ、もうすぐ終わる!!それまでの我慢・・・・私は痛みをこらえながら、刈屋さんがイクのを待った。でも刈屋さんもペニスに細工をしているぶん、快感が中途半端なのだろう、1回目のセックスと違い、フィニッシュの体勢になってもなかなか射精しなかった。すると、私の両足を高々と持ち上げ、さらに深く、激しく突いてきたので、私は気が遠くなりそうだった。

それからどのくらい時間が経ったのか、5分なのか、10分なのかよくわからなかったが、「もうやめて!!」といって彼の体を突き放そうと思った瞬間、彼の動きが止まった。やっとイッてくれたのだ。私に覆いかぶさって休む彼の胸は鼓動が速く、汗でびしょびしょに濡れていた。

・・・・アソコがズキズキする・・・・・。私は彼の体重を受けとめながら、どうやってこのイボイボを取ってもらうように説得するか、そればかり考えていた。しばらくすると落ち着いて、刈屋さんは体を離し、ごろんと横に転がった。まだ息が荒かった。「どう??よかっただろ??」明るく自信満々の彼に、私はどうやって切り出そうか迷った。

「今日のもよかったけど・・・・私はやっぱりノーマルなほうが好きかな・・・刈屋さんもここに余計なものが入っていると、違和感があるでしょ??はずしたほうがいいんじゃない?」と、彼の顔色を伺いながら切り出した。すると彼は、「俺はどうでもいいんだよ。おまえさえ気持ちよくなってくれれば。多少の違和感なんてなんでもない。」といって笑った。それなら最初からこんなもの入れる必要はなかったのだ。

「私のためだったら・・・こんなのなくても・・・自然のままのほうが十分気持ちいいし・・・」すると、彼は頭を横に振りながら、私の言葉をさえぎってしゃべりだした。「うぅうん、おまえはそう言うけど、ゼッタイこっちのほうが気持ちいいと思っているよ。ゼッタイ今日のほうが感じてたもん。」

しまった・・・完全に私の声の大きさだけで勘違いしている・・・・。これは、彼を少し傷つけるかもしれないが、今後のためにちゃんと言っておいたほうがいいかもしれない。
「あの・・・ね、今日は・・・・・・実は私、ちょっと痛かったのよ。このゴツゴツがね・・・・やっぱり私、合わないんじゃないかと思うのよ・・・」「うぅうん、今日は初めてで慣れてないからそう思うだけだよ。慣れてくればゼッタイにおまえはこっちのほうが好きだよ。」
「・・・そうかなぁ・・・・でもなんか違う気がするんだけど・・・・自然のほうがいいよ、私は・・・」「うぅうん、おまえはゼッタイこっちのほうがいいと思ってるよ。」

今日はなにを言ってもだめだ。刈屋さんは私の好みを完全に決めつけている。これはしばらく時間をかけて説得しなければだめかもしれない。今日のところはおとなしく帰ろう。また今度彼と会ったときにこのペニスとセックスするのかと思うと、ちょっとめまいがしたが、もしかしたら彼の言うように、あんなゴツゴツしたものでも慣れてきたら気持ちいいと思うものなのかもしれない・・・と少し考えようとした。

それから刈屋さんは、2週間に3回くらいのペースで店に来ては、帰りに私を連れ出した。食事だけで帰ることもあったが、金曜日の夜はホテルに行くというのが暗黙の了解になっていた。私と付き合うようになってから、刈屋さんはほとんど他の店に飲みに行かなくなったので、マスターやホステス軍団はブーブーと不満を口にした。

基本的に、刈屋さんはやさしい男だった。私達は一般的な不倫カップルとは違い、お互いに時間があれば、土日でもデートした。旅行にも連れていってくれた。誕生日やクリスマスには必ずプレゼントを用意してくれ、それ以外のときも数々のサプライズをもらった。

ゴーヤは相変わらず刈屋さんの股間にぶら下がっている。これだけは私が何を言おうと、どう説得しようと、はずす気はないらしい。相変わらず「おまえはこっちのほうが気持ちいいはずだ」といい続けていた。セックスの回数を重ねるうちに、少しは体が慣れてきて、痛みも最初のころほどではなくなったが、ペニスを入れても気持ちのいいフィット感はなく、やはり馴染めなかった。おまけにテクニックの未熟さも手伝って、私はいつも中途半端に性感を刺激されただけで、一度も絶頂に達することはなかった。

いつのまにか刈屋さんとセックスするときは、刈屋さんが果てて満足そうに眠ったあとで、こっそりとオナニーをするというのが習慣になってしまった。中途半端に火をつけられて放り出された体は、自分で収める以外に方法がなかったのだ。

刈屋さんとは4年間付き合って別れたが、彼は今でも自分のセックスで、私を毎回絶頂に導き、満足させていたと信じて疑わないだろう。なぜなら、普段はとても物分りが良く、柔軟な人だったが、どういうわけかセックスのことになるととても頑固で、私の性の好みは疎か、私がイッたかどうかまで、すべて決めつける男だったからだ。