★マイナスの人生を幸せに変える生き方
日付: 2014年09月12日
先日テレビで、
ある日本人がフィリピンのマニラ郊外で
水道の水質を調査している場面がありました。
日本の基準値からかけ離れた
多量の塩素が水から検出されたのです。
その番組を見て私は幼少の頃のことを
思い出しました。
私の家には井戸がありました。
家族はその井戸水を飲料水にしていたのです。
子供ながらに杓子で水を汲んで
ゴクゴクと飲んだものです。
夏休みになると
都会の親元のところに
遊びに行きました。
実はその家の水道水がとても
不味かったことを覚えています。
水道水にたくさんの塩素が
含まれていたからです。
ふだん井戸の澄んだ水を
飲み慣れていた私にとって
都会の水が不味かったのです。
話しの本題はこれからです。
日本に住んでいると…
水の有難さがわかりません。
物の豊かさがわかりません。
自由の価値がわかりません。
平和の素晴らしさがわかりません。
なぜならそれが当たり前だからです。
私たちは…
当たり前のように水を湯水のごとく使います。
当たり前のように物に恵まれて暮らしています。
当り前のように夜道を平気で歩くことができます。
しかし雨の水をバケツに溜めて
それを煮沸して飲んでいる
ある国の人々がいます。
その人達の水の貴重さを知ったとき
日本の水の豊かさに気がつくのです。
トイレもトイレットペーパーもなく
排泄は野原でおこない
ウンコは手で拭くある国の人々がいます。
その国で暮らすことで
日本の便利さに気がつくのです。
昼夜をたがわず爆撃と銃撃が
頻発しているある国があります。
そこに生活することで
日本がいかに安全な国かがわかるのです。
この世の中は
陰と陽の関係にあります。
三次元といわれるこの世は
すべて相対的な関係にあります。
美味しいがあるから不味いがわかるのです。
不味いがあるから美味しいがわかるのです。
便利があるから不便がわかるのです。
不便があるから便利がわかるのです。
安全があるから危険がわかるのです。
危険があるから安全がわかるのです。
実は人生には
辛いこと
悲しいこと
嫌なこと
腹立たしこと
寂しいこと
があります。
それがあるからこそ
楽しいこと
嬉しいこと
気持ちいいこと
喜ばしいこと
があるのです。
辛いこと
悲しいこと
嫌なこと
腹立たしこと
寂しいことは、
楽しいこと
嬉しいこと
気持ちいいこと
喜ばしいこと
の価値を知るためにあるのです。
それを経験するためにあるのです。
もしあなたが今
辛いこと
悲しいこと
嫌なこと
腹立たしこと
寂しいこと
の渦中にいたならば
目の前が暗いかもしれません。
しかしあなたはその不幸を経験するために
生きているのではないのです。
楽しいこと
嬉しいこと
気持ちいいこと
喜ばしいこと
を経験するために生きているのです。
そしてあなたは
いま誰よりも
楽しいこと
嬉しいこと
気持ちいいこと
喜ばしいこと
を受取ることのできる立場にいます。
なぜならその価値が充分にわかる
経験をしているからです。
意識の持ち方で宝になります。
一見不幸と思えることも
捉え方で幸福にすることができるのです。
マイナスな感情にいつまでも
しばられるのではなく
今の経験を感謝して
プラスに捉えて
前に進んで行きましょうね。
ちなみに先日プライベート講習に
ある男性が来られました。
今まで女性と交際したことがなく
風俗の経験もなく童貞のまま
40歳になられたのです。
女性経験のない人生
ご本人にとってどれほど
辛かったことでしょう。
しかし彼はそのモテない経験が
彼の行動をプラスに変えたのです。
モテないがゆえに
彼は自信をつけるために
スローセックスを学びに来られました。
彼はプライベート講習を通して
誰よりも女性を愛する能力を
身につけられたのです。
彼にとって
何よりの自信になったことでしょう。
きっと彼は素敵な女性と巡り合う
機会を得るに違いありません。
マイナスの人生をプラスに変えた
ケースです。
彼は女性を愛する喜びを
誰よりも深く感じることでしょう。
アダム徳永