★前戯の時間が短いことが不満
日付: 2020年03月18日
こんな質問が女性から
寄せられました。
「4つ年下の彼が一晩に
3回は求めてくるのですが、
各ラウンド時間が短いうえ、
前戯もきちんとしてくれません。
1回を長く楽しみたいので、
ゆったりとした前戯に
誘導する方法と、
彼が長続きする方法を
教えてください。」
―小百合・24歳―
彼が前戯に
時間をかけてくれない
という不満ですが、
恐らく彼は、
前戯という言葉を
知っている程度で、
何をしたらいのか分からない
のだと思います。
良くいえば純粋、
悪く言えば無知だということです。
20歳という彼の年齢を考えれば、
他意はなく、
「セックス=ピストン運動」
だと思い込んでいる節があります。
勃ったら挿れるのが
彼にとっての当たり前なこと。
しかも早漏気味のために、
せいぜい彼があなたを
喜ばせるために考えていることは、
回数勝負。
スローセックスの常識に
照らしてみれば、
戦略とも呼べない未熟なものです。
しかし私は彼だけに
責任があるとは思いません。
この機会に女性に考えて欲しいのは、
「セックスの主導権を
カレに委ね過ぎていないか?」
ということです。
私が男だから彼の味方を
しているのではありません。
フェアーな立場でそう思うのです。
もちろん、
「ベッドでは男性に
リーダーシップを発揮してもらいたい」
と思う乙女心は、
とても尊いものです。
また女性が受け身のときに、
「男性の愛撫に100%身を任せる」
ことは、
性感の集中力を高めるために
とても重要なノウハウのひとつです。
しかし当たり前のことですが、
セックスの本質は「共同作業」です。
私の著書の愛読者でもない限り、
若い男性の多くは、
女性のカラダのことについて
正しい知識をもっていません。
気持ちいいセックスを
するためには、
女性の方から、
男性に教えてあげるべきことは
少なくないのです。
たとえば恥ずかしがらずに
「クンニのときは
クリトリスの皮を剥いて、
そこだけ優しく舐めて」
とお願いすれば、
それだけで彼のテクニックは
目覚ましい成長をみせるでしょう。
また女性の方から
アダムタッチしてあげるのも、
男性に「前戯の意義と価値」
を伝えるのにとても有効です。
ぜひ一度お試しください。
アダム徳永