★歪められたセックスに対する価値観
日付: 2019年08月22日
インディアンの少年が成長していく様を
描写した「リトル・トリー」
という小説があります。
そのお話の中に
こんな内容の箇所があります。
カトリック系の小学校の女性教師が
二頭の鹿が重なっている写真を
生徒に見せます。
そして生徒に何をしているのかを
尋ねます。
実は教師は交尾をしていることに
気がつかなかったのです。
生徒は猟師に追われて
逃げているところだとか
いろいろと意見を述べます。
そんななかネイティブ・アメリカンの少年は
交尾をしているところだと指摘します。
少年の答えで、
女性教師自分が質問したことの意味を知り
逆上しヒステリーを起こします。
そして校長は
「悪魔の子」だといって少年を
鞭で打つのです。
あくまでも創作の小説ですが、
その当時の状況を表しています。
当時の人々のセックスにたいする
価値観の現れです。
当時の人々は
これほどまでにセックスに対して
嫌悪感・羞恥心・罪悪感を
抱いていたのです。
いまの私たちには違和感を覚えます。
しかしこの女性教師を笑うことは
できるでしょうか。
もしあなたがセックスに対して
羞恥心や罪悪感を抱いているのなら
同じ穴のムジナだからです。
セックスは恥ずかしいことでも
悪いことでもありません。
愛の結晶である子宝を産む
神聖な行為なのです。
男女が愛し合う
崇高な行為なのです。
社会は愛の時代に
向かって進んでいます。
セックスにたいする
ネガティブな価値観を
手放しましょう。
そしてセックスは
男女が愛し合う最高の行為であり
神聖で尊い行為であり
神さまからのギフトであると
捉えましょう。
あなたがセックスにたいして
そう思えたとき
あなたの男女関係は幸福に向かって
歩み出すことができるのです。
アダム徳永