★自分が幸せだから人を幸せにできる
日付: 2015年06月14日
幸せを感じる瞬間は、
人によって異なります。
たとえば、
幼いわが子を腕に抱いたときであったり、
恋人と接吻を交わしたときであったり、
卓越したアイデアが浮かんだときであったり、
まわりの人々から賞賛を受けたときであったりと、
まさに千差万別です。
ところがすべての「幸せ」に
共通することがあります。
それは「喜び」が
根底にあるということです。
つまり喜びが伴わない幸せは
存在しないのです。
自分に愛を注ぐということは、
自身を喜びで満たすことです。
そしてその喜びのエネルギーはあふれ出し、
まわりの人を喜びで満たしはじめます。
たとえばあなたが喜びで満たされていれば、
いつも笑顔でいられるでしょう。
そしてその笑顔はまわりを明るくしてくれます。
反対に喜びがなく幸せを感じられなくて、
いつもイライラしていたらどうでしょう?
ある女性は夫や子どものためを思って、
一所懸命に働いていました。
しかしあまりに忙しいため心に余裕がなくなり、
イライラしながら食事をつくったり、
掃除をしたり、洗濯をしていました。
その様子を見ていた夫や子どもは、
果たして幸せでしょうか?
後年、成人した子どもはこんなふうに話しました。
「私は母親の料理が嫌いでした。」
「味がよくないというわけではありません。」
「でも、ちっともおいしいと感じなかった。」
他人を優先するあまり、
かえって周囲に不幸の種を
まいてしまうことがあります。
「家族のため」「恋人のため」「部下のため」
などという思いが空回りしてしまうのです
自分が幸せでなければ、
他人を幸せにすることはできません。
自分が幸せであれば
おのずと周囲に幸せをもたらすことができるのです。
もしあなたが人の幸せを思って
頑張っておられるなら
ちょっと力みを抜いて、
まずは自分を愛するところから
自分に喜びを与えるところから
自分を満たすことから始めてみませんか。