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人間は赤ちゃんとして
この世に生を受け、
まず初めにすることは何でしょうか。

それは母親への「愛」の要求です。

おっぱいが欲しいといって、
エンエン泣く。

抱っこして欲しいといって、
エンエン泣く。

おむつを替えて欲しいといって、
エンエン泣く。

とにかく命の限りをつくして、
泣き叫びながら、
自分への愛を要求するのです。

ママがそのとき
どんなに忙しかろうが、
まったく関係ありません。

それは見方を変えれば、
赤ちゃんは最高に自己中心的だ
といえるかもしれません。

でもそんな赤ちゃんを
非難する人はいません。

なぜならば人は
成長していく過程で、
親から愛を受け、
先生から愛を受け、
友人や先輩から愛を受けながら、
自己中心だった赤ちゃんから、
利他的な大人へと
成長するものだからです。

赤ちゃんと大人のいちばんの違いとは、
ここの差ではないかと思います。

人間が大人になるということは、
利他的な人間に
成長することを意味します。

そしてなによりも、
「あの人は大人だなあ」
と思われるのが、
こころ配りや気配りのできる
人のことなのです。

あなたはどうでしょうか。

自分自身を省みてください。

他人に対してまったく関心を
払うことがあまりない。

そんなことはありませんか。

もしそうであれば、
あなたはまだ大人に
なりきれていないということです。

こころ配りは生まれたときから
備わっているものではありません。

それは努力をして
身につける資質なのです。

今までの自分中心の考え方から、
他人に関心を向けて
相手の立場に立って考えられるよう、
意識を変えていく必要があります。

すると自然に相手の気持ちがわかる
魅力的な大人へと
成長していくことができるのです。

相手を大切に想うこと。

相手の立場に立って考えること。

相手をよく観察すること。

相手の動きを見守ること。

相手の願いを察知すること。

相手のよろこびを引き出すこと。

相手のために気を配ること。

アダム徳永