★女性は水の性、男性は火の性
日付: 2019年04月21日
宇宙の森羅万象を
陰と陽の2つに分類する陰陽思想と、
木・火・土・金・水の5つに分類する
五行思想が融合して
“陰陽五行理論”が生まれました。
陰陽思想とは、
男性と女性、プラスとマイナス、
強弱、硬軟、明暗など
宇宙に存在するすべてのものは
「陰と陽」の組み合わせで
成り立っているという考え方です。
それに、感情なら
「怒・喜・思・悲・恐」になり、
色なら「青・赤・黄・白・黒」といった
五行を加えることで、
宇宙の根本原理をより高度に
解明しようという思想です。
人間も陰陽すなわち男性と女性がいて
成り立っています。
そして磁石のように
プラスとマイナスは結びつきます。
ところでいま社会をみると
男女の違いや役割分担が
曖昧になっています。
それはセックスにも表れています。
つまらないセックスが蔓延し
二人を結びつけるはずのセックスが
お互い分裂させています。
ではなぜセックスが本来の
役割を果たしていないのでしょか。
五行思想では男性は“火の性”、
女性は“水の性”に分類されます。
これをセックスに置き換えれば、
赤々と燃え盛る火の男性によって、
水である女性は暖められ
沸騰させられるということです。
男性は射精すると
火が消えたように鎮火します。
しかし女性は一度沸点に達すると
その温度はなかなか落ちません。
女性がつまらないと
感じるセックスは、
火と水の性質を
理解していないからなのです。
例えばやかんに入ったお水を
沸騰させるとき、
ガスバーナーで一気に炙っても、
水はなかなか沸騰しません。
どんなに強い火力でも、
時間が短いとお水は
お湯にはならないのです。
これが今の皆さんの
セックスなのです。
愛戯が短いセックスは
これと同じ状態なのです。
火である男性が自分の性質のみに
従ってしまうため、
短絡的なセックスになっているのです。
男性は女性が水である
という性質を知り、
やかんの水がゆっくり煮立つように、
時間をかけて女性を沸騰に
導かなくてはなりません。
スローセックスとは、
男性のペースで行われてきたセックスを、
水の性である女性の性質に合わせた
セックスなのです。
水は容器によってどんな形にも
変えられる特性があります。
つまり男性の愛撫に応じて、
女性は色々な反応を示すのです。
そして自分の目の前で様々に
変形変容する女性の姿に、
男性の火はますます
燃え上がっていくのです。
アダム徳永