★出産の直後に夫の不倫が多いのは
日付: 2018年06月21日
子どもの誕生は、
妻に多大な変化を及ぼします。
育児という新たな役割が
増えることで
生活環境が一変します。
もちろん男性も、
子供が生まれることで
父としての新たな意識や
自覚が芽生えますが、
変化の度合いという意味では、
女性の足元にも及びません。
子どもができることは、
人間として成長するための
大きな原動力です。
夫婦から家族という
第二ステップに進むことで、
妻と夫のふたりだけでは
到達し得ない、
新たな幸せの扉を開く
チャンスでもあります。
そんな夫婦の幸せに
水を差す気など
毛頭ありません。
しかし私から
母になられた女性の皆さんに
夫の気持ちを
代弁させてください。
子どもが生まれて
母親になるのは当り前の話ですが、
男性にとって一抹の寂しさを
覚えずにはいられません。
なぜなら、
これまで私だけの
妻だったはずの女性が、
子どもにとられてしまう
気がするからです。
あなたは
笑うかもしれませんが、
いくつになっても
男は3歳児なのです。
夫にとって
仕方のないことだと
頭ではわかっています。
しかし子どもが
生まれたその瞬間から、
家の中が子ども中心に
なってしまうことに
夫はどうしようもない
寂しい気持ちを
感じてしまうのです。
妻とふたりだけの
生活のときは、
仕事から帰ってくると、
玄関まで迎えに
来てくれていたのです。
しかし子どもができてからは
「ごめんね、今、おむつ替えてるから」と
声だけで済まされてしまいます。
晩御飯のメニューも、
お風呂の時間も、
休日に出かける場所も、
何から何まで
すべてが子ども基準。
夫婦の会話もその大半が
子どもに関する
話題にとってかわります。
繰り返しますが、
新米ママの大変さを
目の当たりにして
仕方のないことだとは、
夫たちもわかっています。
しかし妻からほっておかれると
その寂しさは
半端ではありません。
その寂しさを埋めようと
つい他の女性に気持ちが
揺らいでしまうのです。
夫の不倫が多いのは
妊娠と出産直後です。
その意味からも
私からのお願いです。
せめて気持ちだけでも
夫のことを考えて欲しいのです。
夫を視界から
外さないで欲しいのです。
寂しさを我慢している
夫に代わって
よろしくお願いします。
アダム徳永