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世間では
「人に優しくしましょう」
と言います。

『和を以て貴しと為す』
という日本人の価値観からすれば
しごく当然のことです。

しかしそれは自分に
優しくしていればの話です。

自分に愛を注ぎ
自分を大切にしていれば
自然と人に優しくできるものです。

自分が本当に幸せであれば、
人は相手に対して
優しくになれるのです。

しかしもしあなたが
人に冷たく
人に厳しく
人に不寛容で
怒りを心に抱いている
人間であったとしたら
人に優しくできる
ものではありません。

ところであなたは
人にこころから
優しくできますか。

人を大切にできますか。

できる人は問題ありません。

すでに自分を大切にし
自分の心に愛を
注いでいるからです。

問題はそうでない人です。

人に優しくできない人です。

仮にもしあなたが
人に冷たい人間であったしても
ご安心ください。

それはあなたの本当の
姿ではないからです。

ただあなたのこころに
愛が満ちていないだけなのです。

そんなあなたも愛が満たされれば
寛容で優しく親切な人間に
変わることができるのです。

自分を大切にすること。

自分を愛すること。

これがなによりも
大切にすべき
あなたの責任なのです。

ではどうすれば
自分を大切にするにすることが
できるのでしょうか。

それは自分の本心に
寄り添うことです。

自分のこころの声に
従うことです。

嫌なことを嫌々することは
自分を粗末にすることです。

嫌いな人と一緒にいるのも
自分を大切にしていません。

ちなみに痛いセックスを
我慢するのも
自分を蔑(ないがし)ろにしています。

我慢や忍耐はもろ刃の剣です。

我慢や忍耐が自分を
成長させることであるなら
必要な糧となります。

しかしその我慢や忍耐が
自分を不幸な状態にするのであれば
それは間違っています。

それは不毛な我慢であり
不毛な忍耐です。

自分のこころに
苦痛を与えることは
またそれを放置することは
自分を大切にしているどころか
自分を虐待しています。

このようなことをすることが
どうして自分を愛していると
言えるでしょうか。

どうして自分を大切にしていると
言えるでしょうか。

自分の本心の声に耳を傾け
その声に従うこと。

これが自分を愛し
自分を大切にし
自分に優しく
することになるのです。

アダム徳永