★60歳からの男女の恋は是か非か
日付: 2018年05月05日
熟年離婚が話題になった
時期がありました。
しかし60歳を越えた
夫婦のなかには
不仲な関係であるにも関わらず
離婚に躊躇し
人生を諦めてしまっている人が
案外多いのではないでしょうか。
経済的な問題もありますが、
離婚に躊躇する理由に
「夫婦は添い遂げるもの」
「離婚はいけないこと」
「世間体が悪い」
「子供に申し訳ない」
というのがあります。
しかしセックスはもちろん
会話もなく、
ときには不快な感情を
こころに抱きながら
生活することが
いいことなのでしょうか。
極端な例になると
連れ合いが
「早く亡くなってほしい」
と思うところまで
関係が歪められてしまっている
夫婦がいるほどです。
果たして夫婦に
なったからといって、
好きでもない相手と
生涯一緒にいることに
何の価値があるのでしょうか。
お互い憎しみ合い、
自分も相手も不幸にしながら
生きているのです。
夫婦になる目的を
考えてみてください。
それは幸せになるためです。
不幸であったら
意味がありません。
せっかく肉体をもってこの世に
生まれてきたのです。
1回しかない人生、
これ以上夫婦としていることが
無理ならば
仕切り直すことも
在りなのではないでしょうか。
ちなみに恋に
年齢は関係ありません。
男性も女性も、
生きているうちは
誰も恋することができます。
それは愛に喜びを感じる人間として、
当たり前かつ自然な姿なのです。
歳だからといって
人生をあきらめず
60歳からの人生に
新たな恋を求めるのも
素敵な人生なのではないかと
私は思うのです。
アダム徳永