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★性に対する罪悪感が不幸をもたらす

日付: 2018年04月12日

以前メルマガで
自慰行為について書いた
ことがあります。

多くの感想が寄せられました。

まずはその一つを
紹介させていただきます。

ともに考えていただければ幸いです。

☆ ☆ ☆

実は私も小学生の時に
自慰行為を母親に見られ、
大きな声で怒鳴られました。

「何をしていたのか言いなさい」と…

長く黙っていると
服を引っ張られて
ワンピースのボタンが
ちぎれてしまいました。

私は泣きながら
「お父さんには言わないでね」と
訴えていました。

私は子供の頃からずっと
自分を責めていて、
過去の出来事を
消し去りたいと
思い続けていました。

また友達にも誰にも話せず、
20年ほどたった今でも
母親を恨んでいます。

自慰行為をしたことが
ばれることが嫌で、
恋人を作ることにも
後ろめたさがあり、
このまま一生、
母親に知られないように
結婚できたらいいのに…
とさえ思っています。

その時の記憶がずっと
脳裏から離れず、
男女の関係は
私の中ではタブーです。

男性全員が怖いですし、
表面的にはいくらでも
仲良くなれますが、
そこから先の関係の
進め方が分からず、
相手との境界線がない関係を
築いてしまいそうに
なったこともありました。

好きな男性と
身も心も一つになりたいと
思いますが、
それに罪悪感という
ブレーキをかけて
進めないようにしている
自分もいます。

今回のような自分と
同じような体験を
された方がいらして、
とても勇気づけられました。
本当にありがとうございました。

私にも心から信頼できる
男性がいるのだろうかと
ずっと疑問に思っていて、
自分に自信がありませんでした。

私のように一人で
性に関する悩みを
持ち続けている人はみな、
励みになるのではないかと思い
勇気をふるってメールしました。

幸恵(仮名)

★★★

いかがですか。

なんともやりきれない
悲しい話です。

たった一回の出来事で
それ以降の人生を
狂わせてしまうのです。

私は小学生の高学年まで
寝小便をしていました。

よく母親から怒られたものです。

しかしそのことでトラウマになって
母親を恨んだことはありません。

しかし幸恵さんは
たった一度の母親の叱責で
母を恨み
男性と交際できないほどに
トラウマを抱えてしまったのです。

それは性に関することだからです。

いかに性の問題はナイーブで
人のこころに多大な影響をもたらす
ことでしょう。

それだけのパワーを
性は秘めているのです。

ところで旧約聖書の創世記3章に
失楽園の物語があります。

アダムとイブは蛇にそそのかされ
禁断の木の実を食べました。

すると自分たちが
裸でいることに気が付き
恥ずかしく思ってイチジクの葉で
股間を隠します。

二人は神の怒りにふれて
楽園から追放されます。

実はこの神話ゆえに
人間はセックスが原因で堕落し
神から離れてしまったのだという
価値観を持つように
なってしまったのです。

それ以降人類はセックスを
罪悪視するように
なってしまいました。

本来の魂の欲求である性。

それを抑えることは
非常に不自然です。

やがてその抑圧は怒りになります。

その怒りは破壊をもたらします。

愛を破壊し人の人生と生命を
破壊します。

私は性に対する罪悪感が
人類に不幸をもたらす
大きな原因だと思っています。

母親に性器をいじっていたことを
とがめられただけで
魂に深い傷を
負わせてしまうのですから…。

人生の目的は
幸せに生きることです。

喜びをもって生きることが
人生の最大の意義です。

セックスに罪悪感をもつことが
いかに幸せを
遠ざけることでしょう。

もうセックスをふしだらなこと。

いかがわしいこと。

いけないこと。

恥ずかしいこと。

悪いこと。

おぞましいこと。

汚らわしいこと。

こんなふうに
思うことは止めましょう。

セックスをおぞましく扱うから
不愉快なアダルトの性が
蔓延するのです。

セックスは男女に幸せをもたらす
最高の行為なのです。

神さまからの
最高のギフトなのです。

これがこらからの新しい価値観です。

この新しい価値観が
これからの人類に
幸せをもたらすのです。

アダム徳永

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