Adam Tokunagaアダム徳永公式サイト

Mailmagazine

過去のメルマガ詳細

★日常業務としての夫のセックス

日付: 2018年01月17日

古代ギリシャの哲学者ソクラテスは
『無知の知』がいかに大切かを
教えています。

自分が無知であることを
知っている人間は、
自分が無知であることを
知らない人間よりも
賢いとされます。

「自分にはわからないことがある」と
知っているから
向上心が生まれます。

また「自分には理解できないことがある」
という思いがあるから
謙虚になれるのです。

この無知についてですが、
無知であるがゆえに
人に不幸をもたらす
ことがあります。

無知による罪です。

奥さまの気持ちを
知らないがゆえに
本人はまったく
悪気がないのに
奥さまに苦悩を与えて
しまうことがあるのです。

まずは以下に私に寄せられた
メールをお読みください。

☆☆

私は既婚者で結婚10年目。
主人とのセックスでは
オーガズムを得たことは
一度もありません。

今までの彼氏でオーガズムを
感じたこともありましたが、
主人とは一度もなかったし、
その当時の彼氏との相性が
良かっただけなのだと
あきらめていました。

夫とのセックスでは
オーガズムが皆無だったため、
結婚して数年後から、
主人の愛撫が手抜きになり
始めたのをきっかけに、
セックスは「日常業務の一環」として
やっていました。

自分の快感のためではなく、
主人がしたいときに体を捧げる。

クンニやキスもほとんどなく、
濡れさせるために
私の股間に唾液をつけるほどでした。

快感とは程遠く、
早く終わるように
願うほどでした。

夫がなかなかイケないときは、
感じているふりをして興奮させ、
早くいかせることばかりを考え、
そして摩擦で自分の
股間が痛くなるのを
我慢していました。

彼の性欲がある限りは
それでいいのだと思っていましたし、
それが妻である私が
しなければいけない
ことだと思っていたのです。

夫の浮気予防のためにも、
それが最善策だと思っていました。

主人とのセックスは
諦めていたものの、
マスターベーションに
よって得る快感を
またセックスでも得たいと
思う気持ちはずっとあり、
セックスへの不満は
募るばかりでした。

☆☆

以上です。

奥さまはご主人から気持ちが離れ
いまは離婚を考えておられます。

なんともやるせない話です。

ところでご主人は
この奥さまの嘆きを
知っておられるでしょうか。

たぶん知らいのでは
ないかと思います。

セックスに対する無知。

奥さまの気持ちに対する無知。

まさに無知ゆえの不幸です。

これは対岸の出来事ではありません。

これをお読みの男性のみなさん
「俺の奥さんや彼女は問題ない」と
慢心する前に
奥さまや彼女の気持ちがどうなのか
確認してみてください。

ひょっとして奥さまや彼女から
意外な言葉が返ってくる
かも知れませんよ。

また健気で控えめで気高い
大和撫子の女性のみなさん、
我慢は禁物です。

ぜひ自分の気持ちを
相手に伝えること。

穏便な関係を維持するため
何もいわないことは
深刻な結果をもたらすだけです。

修復不可能な関係になる前に、
ちゃんとご主人や彼と
向き合ってください。

自分の気持ちを伝える
勇気を持ってください。

いすれにしても
ご主人や彼に触れられると
嫌悪を感じるとしたら、
それは危険信号ですよ。

知ること知らせることが
幸せをもたらす第一歩です。

アダム徳永

PageTop