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★不妊の原因は性エネルギーの欠如

日付: 2018年01月06日

夏目漱石の『草枕』の冒頭は
以下の文章から始まります。

「山道を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。」

人間の本質を見事に
看破した名文です。

ところで心は、
「知」と「情」と「意」
から成っています。

これをエネルギーの視点で観てみると
知は頭の部分で司り
情は胸の部分で司り
意は下腹部の部分で司ります。

意とは夢や志しを実現する
意志力や行動力をさします。

その力はどこから来るかと言うと
それが下腹部に蓄積された
エネルギーからなのです。

丹田という言葉があります。

東洋医学では
ヘソの下三寸(約9センチ)
にあるといわれ、
別名「気海」といいます。

気のエネルギーが宿る場所です。

武道の達人は
徹底的にこの丹田を鍛え、
筋肉の力を超越した
パワーを引き出します。

昔の武士はなによりも
丹田を鍛えることを
常としていました。

生死を分ける戦いでは
剣さばきよりも
気迫と気力のパワーこそが
戦いに勝ち抜く秘訣であることを
知っていたからです。

丹田の部分はヨガでは
第2チャクラにあたり
生命エネルギーや性エネルギーを
司る場所であるといわれています。

その意味で成功者に性豪が多いのは
性エネルギーが強いためです。

腹がすわり力が漲っているのです。

女性にとっての
丹田はどこかというと
それは子宮にあたります。

ちなみにオーガズムは
子宮に溜まったエネルギーが
限界を越えたときに暴発し
そのエネルギーが一気に上昇し
脳を突き抜けたときに
起る現象なのです。

ところで現代社会は
知的なことのみが
重要視されています。

人生の小中高大を勉強に
エネルギーに費やす事実が
それを象徴しています。

これはエネルギーレベルで
観てみると
頭の知を司る部分だけ
巨大化した状態です。

情と意の発育を疎かにし
知情意のバランスが
歪んだ状態になっています。

対比でいうと
知:情:意≒10:5:3
というイメージでしょうか。

なぜ不妊症の女性に
知的な人が多いかというと
実はこのアンバランスに
原因があるのではないかと
私は考えています。

知を司る頭のエネルギー
だけが肥大化し
意を司る丹田、
つまり子宮のエネルギーが極端に
欠乏した状態になっているのです。

その理由の一つとして
ひと昔前に流行った
ジェンダーフリーがあげられます。

男女の性差を無くすところの
女性性を軽視する価値観です。

また現代の男性社会で
女性が生きていくには
どうしても女性は
男性化していきます。

女性性を大切にできないのが
現代社会なのです。

昔の女性は嫁入りのためにと
花嫁修業をした時代がありました。

料理や裁縫を学び、
茶道や華道をたしなんだ
時代があったのです。

これはまさに女性性を
養う最適な習慣で
知情意のバランスを
育成していたのです。

また不妊症の女性に多いのが
セックスに対する
罪悪感や嫌悪感です。

「セックスはいけないこと」
「セックスは汚らわしこと」
「セックスは嫌らしいこと」
という意識は子宮のエネルギーを
枯渇させる原因なのです。

ちなみに
「セックス大好き!」
「セックスしたい!」
とセックスを肯定する女性に
不妊症の女性が少ない気がします。

それは子宮に充分な性エネルギーが
満たされているからです。

そのエネルギーが次の生命を
生み出すパワーになるのです。

私は医者ではないので
あくまでの私の独断の意見です。

ところで不妊症に悩む
女性の皆さんに提案です。

まずなによりも
自らの女性性を
大切にしてください。

またセックスに対する意識を変えて
セックスを心から楽しめる
女性になってください。

「どうしたらセックスを楽しめるのか?」

そのために私はスローセックスの
メソッドを開発しました。

まずは私の本を読んで
スローセックスを
学んでみてください。

最近出版した
『男は女を知らない』
(講談社プラスα新書)
がお勧めです。

アダム徳永

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