★夫婦は価値観が違ってそれで良い
日付: 2017年03月27日
お互いの価値観が合う。
夫婦にとって素敵なことです。
しかし現実はなかなか
そんな簡単ではありません。
結婚したあとになって、
価値観の違いに気がつく
ことはよくあることです。
育った環境の違い。
土地柄の違い。
親の教育の違い。
そして何より性別の違い。
違うことだらけです。
価値観に違いがあるのは当然です。
だからこそ価値観の違いを
嘆くのではなく、
その違いを楽しめるくらいの、
余裕が必要かと思うのです。
異なる価値観を学びに変え
お互いに磨き合っていく。
そして人間として成長していく。
そこに結婚生活の意義が
あると思うのです。
ちなみに私も例にもれず
結婚した後になって
価値観の違いに直面しました。
その違いがあることに
山ほど気がつきました。
些細な価値観の違いから、
犬も食わない喧嘩を何度も
してきました。
しかしそのつど
妻の価値観を理解し
自分が譲歩することを
学びました。
妻もまた譲歩することを
学んでくれました。
たわいもない日常生活のなかで
そうやってお互いが
学びを重ねてきたのです。
価値観を共有することは
素晴らしいことです。
しかし価値観の違いを共有することは
もっと素晴らしいことです。
それがお互いの愛を深める
ことになるのです。
それが夫婦として歩む
結婚生活の意義なのです。
「私のことをわかって！」ではなく
「あなたにはそういうところがあるんだね」
と温かい気持ちで相手を理解する。
素適な心遣いです。
価値観が違うことは
悪いことではありません。
相手の価値観を否定するのではなく
まずは相手の価値観に理解を示す。
相手を素直に受け入れてみる。
そうすればきっと夫婦の絆は
深まることでしょう。
歳と共に良い味の夫婦に
なることでしょう。
ただ「言うは易く行うは難し」です。
私自身生涯続く課題です（笑）。
アダム徳永