★射精の放棄からセックスは始まる
日付: 2016年12月15日
プライベート講習の受講生に
最初に伝えるのが射精の放棄です。
このことを受講生に話すと
最近は私の本を熟読しておられるせいか
納得した表情をされます。
少しずつスローセックスの理念が
浸透しつつあることを感じます。
ちなみに射精の放棄とは
射精をしてはいけない
という意味ではありません。
射精をしたいと欲求は、
男性として当然の本能です。
問題なのは、
多くの男性が、
射精することがセックスの
第一の目的になっていることです。
そしてそのことが
セックスの常識になって
しまっていることです。
射精を最大の目的とするのは
子孫を残すという生殖行為です。
決して否定はしません。
しかし射精を一番に考えている限り、
永遠に女性を喜びに
満たすことはありません。
射精を第一義にすることは、
女性を道具に使った
マスターベーションに過ぎません。
セックスの最大の喜び、
それは男にとって何でしょうか。
私は迷わず
「愛する女性が喜ぶ姿を見ること」
と答えます。
女性に喜びを与え、
その喜びが自分の喜びになる。
これこそが男性の本質なのです。
この本質が認識されない限り、
セックスの本当の醍醐味を
体感することはできません。
ところで多くの女性から「前戯が短い」
という不満をよく耳にします。
これなど早く射精したい男性が、
女性への愛撫を疎かにしている
証拠でもあります。
しかしスローセックスは、
ずっと前戯が続くようなセックスです。
いま便宜上“前戯”という
言葉を使いましたが、
講習では前戯という言葉は
使っていません。
あたかも挿入の“前に”やる行為
というイメージがあるからです。
キス→前戯→挿入→射精。
自由であるべきセックスに
こういう“区切り”をつけて
しまうことに違和感を覚えてしまいます。
私は愛撫全般の総称を
“愛戯”という表現を使っています。
男性が射精したら、
セックスが終わってしまう
今のセックスと違って、
互いが満足するまで時間を忘れて
愛戯をするのがスローセックスなのです。
アダム徳永
追伸:
私の直接のプライベート講習は
女性をこころから喜ばせる
愛戯の宝庫です。
一生物の財産です。
女性を喜ばせることは
男としての最高の能力です。
ぜひ身につけてください。