★女性とのスキンシップはさりげなく
日付: 2016年11月21日
肌と肌が触れ合うスキンシップは、
まさに温もりのある愛情表現です。
上手に活用できれば、
異性との距離を一瞬にして縮める
効力を発揮します。
たとえば合コンや飲み会。
たまたま隣になった女性と
偶然でも肩や腕が触れ合ったりすると、
それまでは何とも思っていなかった相手でも、
なんだか急に気になり始めるということは、
男性なら誰でも経験があるはずです。
かくいう私も飲み会などで、
「もう、アダムさんたら~」
なんて感じで膝タッチなんかされると、
「ひょっとして私に気がある・・・?」と
思ってしまいます。
まあ99%は勘違いなのですが・・・。
そうは思っても、
残りの1%に期待してしまうのは
悲しいかな男の性(サガ)です。
男は単純な生きものです。
ちなみに女性は触覚が発達しています。
女性は男性以上に、
人とのふれあいに喜びを感じるのです。
ですから女性は
さりげないスキンシップで
相手の男性に好意を感じる可能性は
想像以上に高いのです。
ようするに男も女もみんな
タッチには弱いのです。
もし男性のあなたに
気になる女性がいるなら
大いに活用すべきです。
使って損はありません。
ただスキンシップにも、
正しいマナーがあります。
それはさりげなくです。
特に男性が気をつけなければいけないのは、
性欲からしてはいけないということです。
下心がチラッとでも見えてしまうと、
女性との距離を縮めるどころか、
逆に相手との距離を広げてしまいます。
もちろん女性だって、
男性に聖人君子を求めている
わけではありません。
「好きな人とひとつになりたい!」
という意識は同じです。
女性が男性に求めているのは、
紳士的なアプローチなのです。
もっといえば気になる男性からの
さりげない優しさに
女性はめっぽう弱いのです。
タクシーから降りるときに
さりげなく手を貸してあげる。
満員電車の中では、
さりげなく肩を引き寄せて守ってあげる。
こうしたさりげない優しさを、
いかに演出できるかどうかが、
勝負の分かれ目になるのです。
ただ今の時代、
スキンシップとセクハラの境界線が
非常に曖昧なことも事実です。
会社で上司の男性が、
部下の女性の肩を
「よっ、ご苦労さん」と
ポンと叩いただけで、
「訴えてやる!」なんて
非常事態になってしまうことは、
決して極端な話ではありません。
男性からしてみれば
世知辛い世の中になったものだと思います。
それもこれまで私たち男性が、
女性にたいして
傍若無人に振る舞ってきたツケだと
襟を正さなければなりません。
スキンシップとセクハラの境界線は
「親切」と「余計なお世話」の関係に
似ています。
こちらが親切のつもりでも
相手が不快と思えば
その瞬間に余計なお世話になるのです。
「相手が嫌がったらすべてNG」
というセクハラの定義を
くれぐれもお忘れなきように。
アダム徳永