Adam Tokunagaアダム徳永公式サイト

Mailmagazine

過去のメルマガ詳細

★どうしてセックスをタブー視するのでしょうか

日付: 2016年10月03日

男の子が2歳ともなれば、

自分のオチンチンに

並々ならぬ関心を持つようになります。

 

暇さえあれば触っています。

 

オッパイも大好きです。

 

性について興味をもつのは

本来の人間の自然な姿なのです。

 

私たちはそうやって

愛と性について学んでいくのです。

 

それが大人になるにつれて、

いつの間にかまるで

臭いものにフタをするように、

性について避けるようになります。

 

以前女子中学生から以下のメールが届きました。

 

☆☆

 

私は、中学3年生の女子です。

このあいだ母に

「お父さんとお母さんもHしたりするの?」

と尋ねたところ、

すごく怒られました。

 

「あなたはまだ、そんなことは考えなくていい。」

 

「興味本位でそんなことを口にするなんて」

 

「汚らわしい!」

と言われました。

 

ついでに、

「男ができたのか」

と心配されました。

 

彼氏ができたわけでも、

今すぐしたいと思ったわけでもないのに

まるで私が汚らわしい娘のように言われて、

すごくすごくショックでした。

 

母が言うように、

セックスは悪いことなのですか? 

 

だったらみんなどうして

そんなことをするのですか? 

 

よくわかりません

 

☆☆

 

子供たちがセックスを卑しいこと

、汚らわしいこと、

恥ずかしいことだと

考えるようになる最大の原因は、

親や教師をはじめとする

周囲の大人たちにあります。

 

その大人たちも、

子供の頃に周囲の大人たちから

タブー意識を植え付けられました。

 

どこかで誰かが、

この連綿と続く悪しき伝統を

終わらせなければなりません。

 

それをできるのは、

私たち大人たちです。

 

自然体で性のことを

質問してくる子供たちに、

大人がちゃんと答えられるように

ならなければならないのです。

 

しかし愛と性が同時に語られる機会が

極端に少ないという現実の壁が

あることも確かです。

 

だからこそいま個人個人が、

もう一度、真剣に自分の性に向き合い、

パートナーの性を大切に考え、

できるならば、

夫婦やカップルの間で、

愛と性について、

話し合う機会を増やして欲しいと思います。

 

愛し合う男女はセックスをします。

 

愛の結晶たる子供が生まれるのも、

セックスをするからです。

 

そして人間が、

他の動物と決定的に異なるのは、

生殖行為以外でも

セックスをするということです。

 

人間は、生まれた時から死ぬまで、

性と共に生きているのです。

 

 

アダム徳永

PageTop