Adam Tokunagaアダム徳永公式サイト

Mailmagazine

過去のメルマガ詳細

★安易な恋愛が不幸な結婚を招く

日付: 2016年09月14日

恋愛と結婚は違います。

 

もしあなたが結婚を、

恋愛の延長と捉えているとしたら、

幸せな結婚生活を手にすることは

難しくなります。

 

なぜなら結婚は恋愛ほど甘くないからです。

 

ちなみに恋愛と結婚の違いは

なんでしょうか。

 

まず一緒にいる時間が違います。

 

お互い気が向いた時に会えばいいのと、

四六時中顔を合わせるのでは、

それだけで大違いです。

 

結婚すれば一人暮らしの時のような

自由はありません。

 

次に相手に対する評価基準が

変わってきます。

 

恋愛中はひとりの男とひとりの女という

単純な関係でした。

 

結婚すると、

男女という関係性に加えて、

夫と妻、父親と母親といった

新しい役割分担が出てきます。

 

増えた役割の分だけ、

相手に対する要求が増えます。

 

自然と相手に対する評価が

厳しくなってきます。

 

女性の場合だと

「子供が生まれたら、

ちゃんと子育てを

手伝ってくれるだろうか」

 

「一家の大黒柱として、

ちゃんと働いてくれるだろうか」

 

といった要求が加わってきます。

 

当然、男性に対する評価も

結婚を意識する前と後では

真逆になることもしばしばあります。

 

たとえば気前よくおごる男性です。

 

恋愛中の女性の目には

頼もしくカッコよく映ります。

 

しかしそれは

浪費家・見栄っ張り・金銭感覚がない・

計画性がないといった

短所になりかねないということです。

 

一方、男性から女性を見た場合です。

 

たとえ料理が苦手で

後片付けできない女がいます。

 

しかし外見がタイプで、

セックスが楽しければ

当面のカノジョとしては

まったく問題ありません。

 

料理が苦手なら外食すれば済むことです。

 

彼女の部屋が散らかっているなら、

わざわざ遊びに行かなければいいだけのことです。

 

しかし結婚となると

見過ごすわけにはいきません。

 

恋愛中は「あばたもえくぼ」と

いわれるように欠点すら

長所に見えたりします。

 

本当は直して欲しい欠点があったとしても、

せっかくのラブラブムードを壊す必要もないと、

お互いに敢えて指摘しないこともよくあります。

 

互いの欠点に目をつむれるのは、

相手を結婚対象と

見ていないからでもあります。

 

いずれにしても、

恋愛中に相手の評価が甘くなる最大の理由は、

恋愛の最大の目的が、

今が楽しければいいからです。

 

ここが恋愛と結婚の本質的な違いです。

 

今が楽しくても

その幸せがずっと続く保証はありません。

 

保証がないどころか、

「今が楽しければいい」という

刹那的な生き方は必ず終焉を迎えます。

 

人が人を好きになることは、

とても素敵なことです。

 

人を好きになると

毎日がとても楽しいものです。

 

そんな楽しい日がずっと

続けばいいと思います。

 

とても自然な人間の感情です。

 

けれども永続的で本質的な幸せを求めるなら、

当然それ相当の強い決意と覚悟が

不可欠になってくるのです。

 

それはすなわち結婚にたいする

覚悟をもつということです。

 

結婚は恋愛の延長でするのではなく、

結婚をすることを前提に恋愛することが

幸せを手にする恋愛観なのだと思うのです。

 

すなわち恋愛は自然と結婚したくなる

相手を選ぶことが大切なのです。

 

 

アダム徳永

 

PageTop