★セックスは男女の共同作業なのです
日付: 2016年07月13日
性の知識が乏しかったり、
女性に対する思いやりが
欠如するとセックスは
稚拙なものになってしまいます。
女性からセックスの悦びを
奪うばかりかでなく
大切なカラダまで
傷つけてしまうことになりかねません。
被害者は常に女性です。
しかし私は男性を糾弾する気はありません。
なぜなら男性もまた
性の無知による被害者でもあるからです。
私はずっと『スローセックス』を
提唱してきました。
性の新しい概念と、
神さまからのギフトである
スローセックスのメソッドを
皆さんにお伝えし続けています。
それは皆さんに男女の最高の喜びを
知ってもらいたいからです。
ところでつまらないセックスは
男性が攻めで女性が受け身という
思い込みも原因の一つです。
車の運転で言えば、
ハンドルを握るのが男性で、
助手席に女性が乗る関係です。
事故を起した時の責任は
運転手の男性にあります。
しかしこの固定化された関係こそが
問題だと思うのです。
時には女性がハンドルを
握ることも在りです。
セックスにおいては
男性にリードを任せてしまうのは危険です。
男性に何もかも
任せっぱなしにしてはいけないのです。
なぜならセックスは共同作業だからです。
気持ちいいセックスを楽しむためには、
お互いの協力が不可欠です。
男性にリードしてもらうセックスと、
男性に任せっぱなしのセックスは
似て非なるものです。
車の運転で例えるなら
女性は男性に優秀な運転手に
なってもらうように
努力する必要があります。
優秀なナビゲーターになるのです。
いいナビゲーターとは
自分の性感帯や、
して欲しいことを男性に
わかりやすく伝えるということです。
男性と女性のカラダの仕組みは
根本的に違います。
だから男性は女性から直接
教えてもらわないとわからないのです。
女性のカラダは複雑です。
気持ちいいセックスの責任の半分は
ナビゲーターである女性側に在るのです。
「恥ずかしいから自分からは言えない」
では大人のセックスとはいえません。
「ここが気持ちいい」
「ここを愛して欲しい」
「ここをこうして欲しい」
と男性をナビゲーションし
的確に目的地を伝える必要があるのです。
女性の皆さんにおかれては
自分の意思と願望を伝えることに
躊躇されることでしょう。
大和撫子のいいところです。
しかしセックスに限っては
欧米の女性を見習って
自分の意思を伝えることのできる
大人な女性になって欲しいのです。
アダム徳永