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★あなたの妻が苦しんでいることを知ってください

日付: 2015年10月18日

古代ギリシャの哲学者ソクラテスは

『無知の知』が、

いかに大切かを教えています。

 

自分が無知であることを知っている人間は、

自分が無知であることを知らない人間よりも

賢いとされます。

 

「自分にはわからないことがある」

と知っているから、

向上心が生まれます。

 

また「自分には理解できないことがある」

という思いがあるから、

謙虚になれるのです。

 

この無知についてですが、

無知であるがゆえに人に、

不幸をもたらすことがあります。

 

無知による罪です。

 

奥さまの気持ちを知らないがゆえに、

本人はまったく悪気がないのに

奥さまに苦悩を与えてしまうことがあるのです。

 

まずは以下に、

私に寄せられたメールをお読みください。

 

☆☆

前略。

私は既婚者で結婚10年目。主人とのセックスでは、オーガズムを得たことは一度もありません。今までの彼氏でオーガズムを感じたこともありましたが、主人とは一度もなかったし、その当時の彼氏との相性が良かっただけなのだと、あきらめていました。

 

夫とのセックスでは、オーガズムが皆無だったため、結婚して数年後から、主人の愛撫が手抜きになり始めたのをきっかけに、セックスは「日常業務の一環」としてやっていました。自分の快感のためではなく、主人がしたいときに体を捧げる。クンニやキスもほとんどなく、濡れさせるために私の股間に唾液をつけるほどでした。快感とは程遠く、早く終わるように願うほどでした。夫がなかなかイケないときは、感じているふりをして興奮させ、早くいかせることばかりを考え、そして摩擦で自分の股間が痛くなるのを我慢していました。彼の性欲がある限りはそれでいいのだと思っていましたし、それが妻である私がしなければいけないことだと思っていたのです。夫の浮気予防のためにも、そうすることが最善策だと思っていました。主人とのセックスは諦めていたものの、マスターベーションによって得る快感をまたセックスでも得たいと思う気持ちはずっとあり、セックスへの不満は募るばかりです。

 

☆☆

 

以上です。

 

奥さまはご主人から

気持ちが離れてしまい、

いまは離婚を考えておられるとのことです。

 

なんともやるせない話です。

 

ところでご主人はこの奥さまの嘆きを、

知っておられるでしょうか。

 

たぶん知らいのではないかと思います。

 

セックスに対する無知。

奥さまの気持ちに対する無知。

まさに無知ゆえの不幸です。

 

これは対岸の出来事ではありません。

 

健気で控えめで気高い

大和撫子の女性のみなさん、

我慢は禁物です。

 

ぜひ自分の気持ちを相手に伝えてください。

 

穏便な関係を維持するため、

何もいわないことは

深刻な結果をもたらすだけです。

 

修復不可能な関係になるまえに、

ちゃんとパートナーと向き合ってください。

 

自分の気持ちを伝える勇気を持ってください。

 

いすれにしても彼に触れられると

嫌悪感を感じるとしたら、

それは危険信号ですよ。

 

パートナーの無知を知らせることが

幸せをもたらす第一歩です。

 

アダム徳永

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