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★名器神話を信じてはいけない

日付: 2015年09月28日

以前あるご夫婦が

私のもとに相談に来られました。

 

「私は彼のペニスを口で愛撫してあげます。」

「しかし彼は私がお願いしても、

あそこを舐めてくれないのです」と、

奥さまは悲痛な面持ちで不満を私に訴えるのです。

 

ご主人に理由を聞きました。

 

すると彼は「気持ち悪いからだ」といいます。

 

私は内心驚きました。

 

というのも、

男性で女性器を気持ち悪がる人がいることを

初めて知ったからです。

 

女性器ほど男を

興奮させるものはありません。

 

女性器を見たくてしかたないのが男性なのです。

 

どうして彼は気持ち悪く思うのか。

 

それは彼の男性性が成熟していないからです。

 

彼の家庭環境を聞くことで

その原因が見えてきました。

 

彼は母親の愛を一切知らずに

大人になったのです。

 

そのことが彼の男性としての成長を

阻んでいたのです。

 

ところで人それぞれ顔が違うように、

女性器の形や色にも人様々です。

 

他人と違いがあるのが普通なのです。

 

けれども女性の場合は、

男性のように銭湯などで

他人の性器を見比べる機会がありません。

 

そのため私の性器は異常ではないかと、

コンプレックスになってしまうことが

多々あるようです。

 

小陰唇が大きすぎるのでは?

左右の大きさが違ってグロテスクなのでは?

色が黒ずんでいるのでは?…

 

もしあなたが、

自分の性器を「可愛くない」と

悩んでいるとしたら、

まったく問題はありません。

 

女性にはグロテスクに見えても、

男性の脳にはセクシーな性器に映るのです。

 

成熟した男性ほど、

この傾向が強いように思います。

 

ここで問題にしたいのは、

巷で信じられている名器神話です。

 

男性誌や官能小説には、

様々な名器の呼称が登場します。

 

言葉の影響というものは非常に大きく、

男性も女性もそのような名器が

存在するものだと思い込んでしまいがちです。

 

しかし私はここで断言します。

 

世の中に名器は存在しません。

 

膣口の狭い女性はいます。

指が一本入るのがやっとという状態です。

 

この場合は入口の締りがいいのです。

 

しかしペニスを奥まで挿入してみれば、

みんな普通なのです。

 

平均の範囲内です。

 

しかし名器神話を信じて疑わない

無知な男性の中には、

「おまえのアソコ、ゆるいんじゃないの?」

などと心無い言葉を

平気で吐いたりするものです。

 

こんなデリカシーのない言葉を言われて

傷つかない女性などいるはずもありません。

 

女性の皆さん、

男性の妄想が生み出した、

都市伝説のごとき名器神話に

振り回されないでください。

 

そして名器神話を信じて疑わない男性に出合ったら、

「ああ、この男性は女性経験が少なくて、

本当のことを何も知らない可哀想な人なんだわ」と、

逆に男性選びの判断にしてください。

 

 

アダム徳永

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