★射精の回数を自慢する男性の皆さまへ
日付: 2015年07月25日
一晩に何回射精できるかが、
男性の力強さのバロメーターであるかのように、
「俺は昨日、四発もやった」などと
自慢する男性がいます。
男同士の居酒屋トークの定番ネタです。
中には一晩で六発、
七発は当たり前などという
猛者までいるようです。
性の達人と思われている私ですから、
もしかして一晩で10発はいけるほどの
性豪ではないかと
思われる方もいるかもしれません。
しかし、私は基本的に「一発だけ」です。
一発というのが一回射精するという意味ならば、
その一発すらないときもあります。
あえて射精せずに終わらせることもあるからです。
男性が何発射精するかということと、
女性が満足できるかどうかは無関係です。
これは考えてみれば当然です。
男性が射精したとしても、
女性はそのこと自体で快感が
跳ね上がるわけでも、
ひと区切りつくわけでもないのですからです。
でもこの当たり前の事実に、
男性はなかなか気がつきません。
セックスを「一発、二発」という単位で
カウントする習慣自体が、
完全に男性本位の考え方なのです。
そこに女性の満足度をあてはめようとすることは、
まったくのナンセンスです。
女性の本音は、
短くてスポーツみたいなセックス一回より、
ドラマチックで愛の溢れた
スローセックス一回のほうが気持ちいいし、
うれしいのです。
無理やりペニスを何度も勃たせて、
萎えないうちにあわてて挿入されて
腰を振られでも、
女性はついていけません。
たった10分の交接を六回繰り返されるより、
一時間たゆたうように交接したほうが、
合計時間は同じでも、
女性は何倍も官能するということです。
アダム徳永